オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

【2019年9月】パソコンのバックアップ方法に関して

今回はパソコン(デスクトップパソコン、ノートパソコン)のバックアップに関する記事です。パソコンを普段使用している方にはぜひ読んで頂きたい記事です。

(今回書く予定だったムーミンバレーパークの感想記事は鋭意執筆中です、すいません・・・)

はじめに

パソコンの中には昔に比べて重要なデータが保存されていることが多くなっているかと思います。

  • 家族の写真、動画
  • インポートした音楽ファイル
  • ネットで拾った面白画像
  • wordやexcelのファイル
  • 仕事の資料(社外秘を除く)
  • 今は入手できなくなっているソフトのインストーラー
  • ブラウザのブックマーク一覧(お気に入りサイト)

パソコンが壊れてしまうと、これらのデータは一瞬で消えてしまう形になります。子供の大事な写真や動画が全部無くなってしまうとか、想像しただけで体が身震いしてしまいます。

データ消失を防ぐ手段

そんなデータの消失を防ぐ手段としては、簡単な所だと例えば以下の方法が考えられます。

  • 記憶媒体(USBメモリ、SDカード、DVDディスク、外付けHDD)に、消えたら困るデータを事前にバックアップしておく

それぞれの記憶媒体の特徴について個別で説明していきます。

USBメモリ

パソコンを使う人は誰でも一度は見たことがあるかと思います。

10年以上前は128MBや256MBの容量が主流でした。

それが今となっては32GB(≒32000MB)や64GBの容量を\1,000以下で買うことが出来ます。凄い時代です。

注意点としては、USBメモリはあくまでも消耗品の扱いです。データの読み書きをするたびに劣化していきますので、長期間の保存媒体としては向いていません。パソコン間の移動の手段としてや、一時的なデータ保管先ぐらいの認識でいるべきだと思います。

・・・と言ってもそう簡単に壊れるものでもありませんので、過度な心配はしなくても大丈夫です。製品自体の重量もほぼないため、落下や衝撃に強いのも大きな利点です。私はUSBメモリを10本以上保持していますが、過去に壊れたのは2本だけです。

SDカード

Transcend SDカード 32GB UHS-I Class10 (最大転送速度95MB/s) 5年保証 TS32GSDC300S-E【Amazon.co.jp限定】

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ビデオカメラ、カーナビ、ドライブレコーダーなどの記憶媒体としてもお馴染みですね。

こちらも容量は年々増加していっています・・・が、構造上、やはり消耗品の扱いなので、長期のバックアップ先としては不向きです。USBメモリと同じような用途で使用すべきだと思います。

また、本体のサイズが薄くて小さすぎるので、USBメモリに比べて紛失をしやすいという一面も持ちます。テプラを貼るスペースもないので、中身が何のデータか分からなくなってしまう事も。・・・更に言うと、パソコンにSDカードを入れる接続端子が存在していない可能性も大いにあります。

そういった事を考えると、USBメモリよりは少し使いづらいのかもしれませんね。

一応、USBに変換する機器は普通に売っているのでその辺りで対応は可能です。マルチカードリーダーは一つ持っておくといざというときに便利です。

iBUFFALO USB3.0 microSD/SDカード専用カードリーダー シルバー BSCR27U3SV

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「SDカードよりはUSBメモリの方が使いやすいかな」、というのが個人的な感想です。

DVDディスク

三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM) VHR12JP50V4 (片面1層/1-16倍速/50枚)

三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM) VHR12JP50V4 (片面1層/1-16倍速/50枚)

一般的に最も広く知れ渡っている記憶媒体ですね。CD、Blu-rayディスクも同じ系列です。

DVDの記憶容量はほとんどが4.7GB(片面に1層)となります。一応、両面に1層ずつ記録層を持つ9.4GBの製品や、片面に2層の記録層を持つ8.5GBという製品もあります。

昔は最も一般的なバックアップ手段ではありましたが、上記のUSBメモリやSDカードの記憶容量が増えてくるに従い、少しずつそちらに移行していったイメージがあります。私自身、DVDへの書き込みはもうここ数年行っていません。書き込みに時間が掛かるし、何気に保管スペースも取りますからね・・・。DVD-Rとかだと、書き込みが1回しかできないのも難点です。

また、私が10年ちょっと前に書き込んだDVDやCDの一部は、劣化したためか読み込むことが出来なくなっているものがいくつもありました。(安物のDVD-Rを使っていたからかもしれませんが。あと保管環境も適当でした)

外付けHDD

BUFFALO USB3.1(Gen1)/3.0/2.0対応 PC/家電対応 外付けHDD 3TB ブラック HD-LC3.0U3-BKF

BUFFALO USB3.1(Gen1)/3.0/2.0対応 PC/家電対応 外付けHDD 3TB ブラック HD-LC3.0U3-BKF

私のおすすめのバックアップ先です。

主にUSBでパソコンと繋げて使用します。持ち運びできるサイズのHDDです。

一般的にもテレビ番組の録画先や、PS4のnasneの保存先など、様々な所で活躍しているかと思いますが、パソコンのデータも同じようにバックアップすることが出来ます。

容量は500GB~2TBが今の主流ですかね。実際、2TBの外付けHDDを1つ持っていれば、よほどのことがない限りバックアップ先としては容量に困る事はないと思います。

4TB以上などにしても、外付けHDDが壊れたときに全部のデータが一気に無くなってしまう可能性もあるので、それならば2TBを2つ買うなどのほうがいいかと思います(金銭の問題を解決できれば)

バックアップデータの保存先としては私は最も信頼しています。過去14年間で、私は計5台の外付けHDDを所有していますが、いずれもまだ故障には至っておりません。

ただ、構造上、落下などの衝撃には極端に弱いです。重量もあるので取り扱いにはそれなりの注意が必要ですね。

メーカーは、I-O DATA、Buffaro、WD(Western Digital)辺りが有名です。いずれのメーカーも所持していますが、まだどれも故障したことはないので、購入先メーカーは自分の好み(値段や見た目など)で大丈夫かと思います。

ネットワークHDD

BUFFALO TeraStation TS3410DNシリーズ 8TB TS3410DN0804

BUFFALO TeraStation TS3410DNシリーズ 8TB TS3410DN0804

ネットワーク越しでも使えるHDD機器です。BuffaroのTeraStaionが有名かと思います。

機器の中には複数のHDDが搭載されているモデルが多くあります。RAIDという仕組みを使えば、例えばRAID6だと、ディスク4本で稼働しているときに、そのうち2本のディスクが故障しても、残りの2本のディスクがすべてのデータを保持し続けてくれます(3本目が壊れた時点でデータはすべて損失します)。壊れたディスクの交換も非常に容易です。

個人で使用するにはあまりにも高額(数万~数十万とか)なので、企業向けか、家庭内にホームネットワークを作っているなどのガチな人向けですかね・・・。「そうったものもあるんだ」ぐらいであくまでも参考程度に。

バックアップの方法

最後になりますが、バックアップには大きく分けて二つの方法があります。

「パソコン全体のバックアップ」「データだけのバックアップ」です。

今回紹介した方法は「データだけのバックアップ」となります。簡単に操作ができるといった利点がある半面、パソコンが壊れた場合の対処に困るといった欠点があります。

次回は「パソコン全体のバックアップ」に該当するイメージバックアップについて語ります。パソコンのHDDが壊れてしまった場合などに主に活躍するバックアップ方法です。

最後までお読みいただきありがとうございました。