オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

「デジボク地球防衛軍」が面白いのでレビューする1

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久々にゲームの話題です。

2020年12月24日に発売された「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」(EDFWB)を絶賛プレイ中です。(Nintendo switch版)

現時点ではノーマルを全クリし、HARDESTをプレイし始めたので、その時点での感想を以下に述べていきます。当初は記事にする気はなかったのですが、意外にも良作な匂いがプンプンするので、記事にまとめてみます。

なお、筆者は地球防衛軍1~5をプレイ済みで、地球防衛軍5はマルチでのINFERNOをDLC含め全クリするほどの暇人です。(ソロと4人マルチでは敵の耐久度が大きく異る)

www.21120903.tokyo

それでは始めます。

デジボクの特徴

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一言で言ってしまうと「まろやかな地球防衛軍」といった感じですね。難易度も正直緩いです。

世界のすべてがマインクラフトのようなドットで表現されているため、プレイ前は「地球防衛軍シリーズ」とはほぼ別ゲーの仕上がりになっているかと思いきや、意外や意外、実際にプレイをしてみるとしっかりと「地球防衛軍」の体をなしていました。

正直、めちゃくちゃ面白いです。

4キャラによるフォーマンセル出撃

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デジボクの最も大きな特徴としては、これまでのシリーズの「1キャラ2武器」(フェンサーは4武器などの例外あり)で出撃ではなく、「それぞれ1つの武器を持った4キャラ」が出撃するフォーマンセルですね。

キャラ同士の交代はクールタイム無しで瞬時に行うこともが可能ですので、例えば、「ウィングダイバーで敵陣上空に突っ込み、空中でエアレイダーにチェンジして空爆要請、すぐにウィングダイバーにチェンジして戦線離脱」といった遊び方もできます。

兵種間の武器縛り解除

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これも大きな特徴の一つですね。

これまでは「レイピアはウィングダイバーの固有武器!」といった暗黙の了解がありましたが、今作ではそれが撤廃されています。

そのため、(多少のキャラの成長は必要になりますが)「レイピアを持つフェンサー」「ブラストホールスピアを持つエアレイダー」なども作成することが可能になります。実用性は正直まだ未知数ですが(笑

敵がドットなので気持ち悪くない

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ナンバリングの地球防衛軍の敵は、アリ、クモ、蜂が主です(ちなみに、ゲーム内ではそれらの固有名詞は出てきませんがw)。

正直、その造形はかなりリアルなので、なかなかにグロいです・・・。5に出てくる人型の巨大カエルの死に様なんかは。。。(自主規制

それらが今作はすべてドットで表現されているため、「敵の視覚的な気持ち悪さ」というのがかなり軽減されています。

虫嫌いが原因で地球防衛軍シリーズを避けている方も一定数いることは知っていますが、そういった方々にもオススメできる出来になっていると思います。

EDF5とデジボクの比較

次にEDF5と今作を比較して、特に良いと感じた点を羅列していきます。

  • 「アーマー」、「ウェポン」を、ミッション終了直前に拾いに行く作業をしなくて良い
  • 旧作ファン ニッコリの要素が大量
  • 兵科の種類が多種多様
  • 定型文のセリフが、EDF5の頃に比べて充実している
  • ストーリーの内容がわかりやすい

「アーマー」、「ウェポン」を、ミッション終了直前に拾いに行く作業をしなくて良い

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ナンバリングタイトルの6に逆輸入して欲しいほどの神要素です!!

これまでのシリーズだと敵は「回復アイテム」、「ウェポン」、「アーマー」のいずれかを落とす形で、アーマーとウェポンは「取得した上で、そのステージをクリア」しないともらえない仕様でした。

戦闘中は拾ってる余裕はそこまでないので、「クリア直前に敵を1匹だけ残して回収」というなんとも地味な作業をほぼ毎回やらされる形になっていました。

それが今作では「アーマーはミッションの難易度に応じて一律入手」、「ウェポンは、仲間にしたブラザー(1ステージ3人まで)が持っているものを取得」をいう神仕様に変更されています。

これで「アリの巣穴で、リアル輪ゴムを使ってアーマー稼ぎ」という虚無な作業もやらなくてすみます!!

まぁ、デジボクはナンバリングタイトルに比べると難易度がゆるいので、アーマー稼ぎとかもおそらくする必要はなさそうです。

旧作ファン ニッコリの要素が大量

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「地球防衛軍のお祭りソフト」という歌いもくんも有るほど、旧作のファンが喜ぶような要素も大量にあります。

あまり多く書くとネタバレになりそうなので軽く書くと、ストーム1、バルガ、ベイザル、IA、IRなどなど・・・。

個人的には「卵が・・・!」のお姉ちゃんもネタとして扱ってほしかったところです(笑

兵科の種類が多種多様

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旧作はレンジャー、ウィングダイバー、エアレイダー、フェンサーの4種類が最も多いときの兵種でした。

それが今作ではなんと180人近い数の兵種がいます。

正確に言うと、固有の兵種は約60種類で、それぞれのカラーリング違いが三種類いるので、60×3で180となります。

なお、60の中でも似たりよったりの性能のキャラも多いので、実際はもっと少なく感じるかもしれません。それでも、4種類だった頃に比べると十分にすごい数です。

定型文のボイス付きセリフが、EDF5の頃に比べて充実している

戦闘中に定型文を使って会話することが出来ます。

5の頃にもあった機能ですが、今作では更に充実しているように感じました。

例えば、「EDF!EDF!」のようなおなじみの定型文にはほぼボイスが付いており(5ではボイス無しのものがかなり多かった)、お馴染みの「EDFの歌」も複数バリエーションの登録があり、定型文によっては大合唱が始まるほどの力の入れっぷりです。

まだ軽く触った程度なので、後で詳細に調べてみたいと思っています。

ストーリーの内容がわかりやすく、面白い

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ストーリーの内容も今作の特徴の一つです。

これまでのシリーズは基本的には暗い世界設定なので、会話の内容もどうしても暗くなってしまうのですが、EDFWBは世界観は共通ながらも、それをギャグやメタ的な表現で面白おかしく盛り上げてくれます。これは実際にプレイして確かめてほしいです。

最終話周辺は思わず目頭が熱くなりましたよ。ガチで。

出演声優さんについて

正直、そこまで有名な声優さんは出演されていません。かといって、演技が下手で世界観を崩しているような声優さんも一人もいませんでした。

出演声優の中で一般的に知名度が高いのは、涼宮ハルヒの憂鬱の朝比奈みくるでブレイクした「後藤邑子さん」ぐらいでしょうか。ファンにとっては、ゴトゥーザ様の愛称でもおなじみですね。一時期は心臓の病気で数年間休養もされていましたが、無事に復帰されたときは本当に嬉しかったですね。

あと、オペレーターは「宇佐美 涼子さん」という方がやられているみたいなのですが、正直、「田村ゆかりさん」に声質がめちゃくちゃ似ています。プレイしてる最中は、「この声、ゆかりんなのかな・・・?」とマジで思っていました。

おわりに

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以上、デジボクの簡単な感想でした。

これからハーデスト、インフェルノと攻略していく予定ですので、その後の感想記事もまた書ければと思います。

「デジボク 地球防衛軍」・・・現時点ではおすすめな一作です。

地球防衛軍シリーズ未経験の人や、TPS初心者の方もとっつきやすい作品になっているかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!