超久々の藤子・F・不二雄ミュージアムの訪問記事です。
数年前でこそ、イベント毎に訪れる(年に6回など)程の超ヘビーユーザーでしたが、最近はコロナの影響もあって、実に1年ぶりの訪問となります。
ちなみに前回の訪問記事はこちら。
今回の記事では9周年フェアの感想や、訪れてみて感じたことを正直に書いていきます。
9周年フェアでおこなわれた事
- 特定の原画の本物の展示と撮影の許可
- 9周年限定のミニ映画の放映
- 9周年限定グッズの販売
- 9周年限定料理の提供
それぞれに関して写真付きで紹介していきます。
特定の原画の本物の展示と撮影の許可
藤子ミュージアムには、藤子先生の生原画が飾られている部屋があります。
ただ、その多くは複製原画(原画の端っこにコピーロボットのシールが貼ってあるものは複製原画)で、本物は飾られていないことも多いです。また、撮影は基本的に厳禁です。(それぞれ理由としては、盗難やフラッシュの撮影による原画の劣化を防ぐため など)
それが、周年イベント時に限り「特定の部屋にある原画に限り全て本物を展示」、「撮影もOK(ただし、フラッシュは厳禁)」となる傾向にあります。
今回の9周年イベントでもその縛り解禁は実施されました。
これらが藤子先生の生原画です。ずっと見ていると自然と涙が目に浮かんできます。
私の大好きな『ねがい星』の原画などもあり、一枚一枚食い入るように見てきました。
9周年限定のミニ映画の放映
2本立てで15分ほどのオリジナルミニ映画がミュージアム内で上映されています。
1作目は糸井重里氏プロデュース、春風亭昇太氏語りのオリジナルミニ映画です。
内容としては「のび太のモチーフは藤子先生だった!」という話が描かれます。漫画のコマ割りを利用した形式で物語が語られていきます。各キャラクターたちの声は春風亭昇太氏がすべて担当しています。なので、「演技や演じ分けが凄い!」というよりも、本当に落語みたいなイメージですね。
2作目は「藤子先生がドラえもんを思いつくまで」が再映像化されています。
「近所のドラネコと、娘が持っている玩具のマリの形状」を組み合わせてドラえもんの初期デザインが思い浮かぶアレです。意外に知らない人も多い設定のようですので、一度は見て欲しい作品ですね。
なお、藤子先生の声優は羽多野渉さんが演じられていました。
9周年限定グッズの販売
私の一番の訪問目的です(笑
絶対に欲しかったのはこちらの9周年ピンバッチですね。毎年思うけど、6周年の仲間外れ感・・・。
他には意外にも「9周年グッズ!」といった品はありませんでした。しいていうならデニム生地のドラえもんのぬいぐるみぐらい?ただ、9周年オーラは正直纏っていないです。既存のぬいぐるみに『9』の刺繍をしただけみたいな・・・。
昔は周年限定絵皿、マグカップ、お菓子などがあったのですが、今年はそういったものも一切なしです。
そんなこんなで、思っていたよりも欲しいものがなかったので、代わりにこんなものを買っちゃいました。
私の大好きなUDFシリーズのタイムマシン乗車バージョンです。5体購入することでようやく一つの作品が完成するといったコンプ強制鬼畜シリーズ(今名付けた)です(笑
キテレツ大百科の各キャラを全員分購入して、航時機が完成するといったものも昔ありました。キテレツのフィギュアは何気に貴重なので、当時即買いしました。
これぞ夢の共演!ちなみに尖(トンガリ)がいないのは、原作版のキテレツ大百科ではただのモブキャラのためです。アニメではレギュラークラスに昇格した稀な例ですね!
9周年限定料理の提供
イベントごとに限定料理を提供してくれるのも藤子ミュージアムの特徴の一つです。
今回の限定料理はこちら。
9周年のモンブランは、モンブランというよりはロッテのチョコパイといった感じの味で、正直言うとそこまで美味しくはなかったです。味が濃すぎて後半は飲み物で押し流す感じでした。
過去の周年限定のスフレケーキとかはめちゃくちゃ美味しかったので少し残念でした。むしろ10周年ではスフレケーキを初期の大きさで復刻してください・・・!
他にはこんなものも注文してました。
こちらは周年限定の料理ではないのですが、個人的には嬉しいチョイスです。ねがい星はドラえもんの道具の中でも相当好きな部類になります。
願い事を叶えてくれるのですが、相当なおっちょこちょいで、「たい焼きをくれ!」と願ったら「”タイヤ”と”木”」を渡してくるほどのポンコツ具合ですw
こちらもレモンケーキでしたが、全体的にパサパサしてたかな・・・あれ、ミュージアムカフェの味、落ちた?
ちなみに過去の料理に関しては以下の記事をご覧ください。
今回の訪問で感じたこと
最後に少し愚痴が入ります。藤子ミュージアムが大好きだからでこその愚痴ですが、そういった類のものが嫌な方はページを閉じてくださると幸いです。
ここまでお読みいただき有難うございました!
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それでは、始めます。
年々、周年キャンペーンの内容がショボくなっている気がします・・・。
今年はコロナ禍で仕方ないとして、それを差し引いてもかなり気になるレベルです。
例えば昔は周年イベントごとに屋上にある『みんなの広場』に藤子キャラのモニュメントが続々追加されていました。
- ピー助、ピー助の背中に乗るのび太・ドラえもん
- どこでもドア
- 空き地の土管
- ミュージアムイメージキャラのドラえもん像
- パーマン1号とパーマン2号
ミュージアム設立当初こそ上記の5つぐらいのモニュメントしかありませんでしたが、周年イベントごとに年々追加されていき、今となっては以下のキャラたちが追加されています。
- ドラミ
- コロ助
- おばけのQ太郎
- ころばしや
- ウマタケ
- キー坊
- クロベエ
- 大魔境の像
- メジューサに石化させられたドラえもん
- 藤子先生とキャラクターたち
毎年、「来年はどんな像が追加されるんだろう!」と子供みたいにワクワクしたものです。それがここ数年は一切の追加が無くなりました(”設置するスペースがない”といった風にはとても思えません)。
少なくとも「メジューサに石化されたドラえもん」の横に、「メジューサに石化されたのび太」の像ぐらいはすぐに追加されるだろうと思っていました・・・。あれは2人揃ってようやく一つの作品ですからね。そう思ってから早何年が経過したことか・・・。
10周年である来年こそは・・・!
おわりに
以上、9周年イベントの藤子ミュージアムの感想記事でした。
ちなみに去年は娘と二人で電車に乗って藤子ミュージアムに向かいましたが、今回はコロナの事も考えて自家用車で訪問しました。
ミュージアムに公式の駐車場はありませんが、周辺のコインパーキングは割と多くあるので、停める所にはそこまで困らないはずです。
色々語ってきましたが、来年はいよいよ10周年です!一つの区切りの年ですから、大きなイベントを開催してくれると信じています。
私も必ず訪問する予定ですので、その時はまた訪問記事でお会いしましょう!
最後までお読みいただき有難うございました。