先日、東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました。
今回はその感想記事と、入館チケット入手のコツを記事にします。
思いのほか、批評多めの記事になってしまっています。ジブリ美術館が大好きな人は閲覧をご注意ください・・・。
それでは、始めます。
道中~入館まで
最寄り駅は三鷹駅です。
三鷹駅から10分おきにバスが出ているとのことですが、歩いても10分~15分ほどの距離なので、歩きでも十分に行けます。ほぼ直線の道のりなので迷うこともありません。
道中では、なかなかに厳つい顔をしたトトロの看板も見ることが出来ます。
サツキも見ることが出来ます!(無理やりトトロネタをぶっこんでいくスタイル)
そうこう言っているうちにジブリ美術館に到着です。10時ちょうどぐらいに着いたのですが、入り口には10:00入場組が30~40人ほどがすでに列を形成していました。
なお、入場の際はチケットの名前と身分証明書を見比べられます。なので、ヤフオクやメルカリで購入したものでは入場できませんのでご注意ください。
全然関係ないですが、ジブリ美術館に「ミニーマウス」と堂々と書かれた服を着ていく我が娘!!その日に着る服は基本的には本人に任せているのですが、今回選んだのはたまたまこれでした(苦笑
入り口では大トトロがお出迎えしてくれます。
良かった点
ここからは良かった点と悪かった点に分けてまとめていきます。
- 入館時にもらえるフィルムがコレクター魂をくすぐられる
- 実寸大の猫バスぬいぐるみで遊ぶことが出来る(小学生未満のみ)
- オリジナル映画が初見では面白かった
入館時に映画のフィルムが貰える
上記の映画フィルムが入館時に1人1枚もらえます。(絵柄はランダム)
ジブリ映画好きにはたまらないものかと思います。私もコレクター魂が少しだけ刺激されました。
まぁ、「全部で何百種類あるんだよ!」って感じではありますがw
実寸大のネコバスぬいぐるみで遊べる
※画像はイメージです。
巨大なネコバスのぬいぐるみ模型がキッズスペースのような空間に配置されており、子供たち(小学生以下限定)はそこで自由に遊ぶことが出来ます。ネコバスの屋根の上に乗る事も可能です(ネコバス周辺には係員が3人程いて、危険な事をしようとする子供には注意もしてくれます)。
ネコバス内には大量(50体ほど?)のまっくろくろすけのぬいぐるみも置かれているので、それを外に出したり投げたりして子供たちは遊んでしました。
10分ほどの時間制で、1回につき5,6人の子供が遊んでいる感じでした。遊び始めてから10分経ったら、列を作って並んでいる子供たちと交代です。
土曜日の11時ぐらいにネコバス乗車列に並んだのですが、その時の待ち時間は20分程でした。
事前に「となりのトトロ」を予習していたこともあり、娘は目をキラキラさせながら屋根の上に登ったり、滑り落ちたりして遊んでいました。
オリジナルのジブリ映画を上映
ジブリ美術館内にある映画館で、期間ごとにオリジナルの映画を見ることが出来ます。
今回の上映作品は「パン種とタマゴ姫」でした。
完全オリジナルストーリーで、魔法で意志を持ったタマゴと、パン生地の友情物語です。悪い魔女バーバヤーガからの逃走劇が繰り広げられます。声優の出演はなく、絵と音楽だけで私達観客を楽しませてくれました。上映中はストーリーの先が気になって仕方なかったです。
他の上映作品としては「となりのトトロ」のその後のショートストーリーである「めいとこねこバス」などがあるみたいです。これはいつか見てみたいところですね。
バルスごっこができる
屋上には映画にちなんだオブジェが飾られています。
まずは天空の城ラピュタからロボット兵です。
ジブリ美術館の顔とも言えるオブジェかと思います。私も広告などで何度も見たことがありました。実際に見ても見上げるほどの大きさでなかなかの迫力でした。
その奥には飛行石の石碑があります。これを見ると、ムスカよろしく「読める!読めるぞー!」ごっこをしたくなる人も多いのではないでしょうか。
悪かった点
続いて、個人的に気になった点です。
- 写真撮影できる場所が極端に少ない
- 扱っている作品が少ない
- チケット制なのに、美術館内にいる人の数が多すぎる
- 食事内容に魅力がない。カフェはすぐに満席、屋外の屋台も大行列
- 11時半の時点で売店が激混み、しかも通路が狭い
写真撮影出来る場所が極端に少ない
- 入場列待機時に撮れるジブリ美術館の外観
- 屋上にある機械兵とラピュタの石板
- 出口周辺の屋外
館内では上記の3箇所でしか撮影することが出来ません。
ようは屋外にいるときにしか写真を撮る事が出来ません。私は「思い出は写真に残したい」と思っている人間なので、その辺は少し残念に感じました。ネコバスで遊んでいる時の娘の様子とか撮影したかった・・・。
ちなみに私が大好きな藤子・F・不二雄ミュージアムも原画の撮影などは禁止です。理由としてはフラッシュによって原画が痛むのを防止するためだったかな・・・(ただし、期間限定でフラッシュなしの撮影が許可される期間も年に数回はあります)。
ですがそれ以上に、藤子ミュージアム内には撮影スポットが多くあります!
館内で扱っている作品が少ない・・・気がする
これって割と致命的なんじゃないかと思います・・・。
例えばハウルとかポニョとか、耳をすませばとか、その辺のオブジェなどはほとんど見受けられませんでした。屋上や中庭にもう少し配置できるんじゃないかな・・・。
後述の「人の多さ」が原因で、隅々までのんびりと見ることが出来なかったので見落としも多くあったかもしれません。
写真が撮れないためか、「ジブリ美術館に行ってみた!」日記みたいなものも参考になりそうなサイトがあまり見つけられなかったので、事前情報があまり仕入れられなかったのも大きいですね。どこかおすすめの個人サイトがあったらぜひ教えて下さい。
チケット制なのに、美術館内にいる人の数が多すぎる
私は入館時間の10時の回に入館したのですが、それでも館内の人口密度の高さが少し気になりました。館内は決して広いわけではないので・・・。屋上ですら1人しか通れない通路があるので、そこで前から来る人がいたらお互いに気まずさMAXです。
12時入館組が入ってきたら、歩くのも億劫な状態になってきたので、早々に退散しました。
以上のように、室内での人混みが苦手な私には少しきつい圧迫感を感じました。チケット制なので入場人数の調整は出来るはずだろうに・・・。
食事内容に魅力がない。カフェはすぐに満席、屋外の屋台も大行列
公式ホームページを見る限りは、カフェメニューのオリジナル感が物足りなかったですかね・・・。少なくとも、長時間並んで食べる気にはならなかったです。
私の比較対象は藤子・F・不二雄ミュージアムとか、グラブルフェスとかそっち系になっちゃうんですけどね(苦笑
ただのホットドッグとかを高値で売り付けて許されるのはディズニーだけ!(めちゃくちゃな理論)
11時半の時点で売店が激混み、しかも通路が狭い
かなり早い段階でグッズのお店が人でぎゅうぎゅうになっていました。壁際にはレジ待ちの列ができていたので、その周辺に陳列されている商品は見に行くのすら面倒くさい状態に・・・。
一刻も早くその場から抜け出したかったので、この日に購入したのは娘が欲しがった猫バスのキーホルダーだけです(苦笑
館内を後にし、近くのカフェで食事
前述の通り、12時組が入館してきて、館内の人口密度が大変なことになってきたので、滞在時間2時間ほどで早々に退出しました。
館内で食事を食べる気にはなれなかったので、お昼ご飯は近くのカフェ「GARAGE COFFEE」でいただきました。
店内にはジブリの音楽が常時流れておりました。ジブリ美術館内では音楽って流れてたっけかな・・・。
入園チケットの入手方法
最後に、参考までに入園チケットの入手方法です。
「ジブリ美術館の入園チケットはすぐに売り切れる、とれない」とよく言われておりますが、方法さえ把握していれば簡単に購入できます。私も今回が初の挑戦でしたが、土曜日の10時からの入場券をあっさりと入手できました。
覚えておくべきことは以下の事だけです。
入園予定日の「前月の10日の10時」にチケットを購入する
平日仕事の方は少しきついかもしれませんが、その場合は10日が休みの月にチャレンジすればオーケーですね。
三鷹の森ジブリ美術館|チケット情報・販売・予約は ローチケ[ローソンチケット]
チケットの購入は上記のサイトで行います。
10日の9時59分あたりからサイトに繋がりにくくなりますが、画面更新を繰り返すことでいずれは入れるかと思います。
パソコンだとF5更新の他、ブラウザのタブを利用して複数予め開いておくのも有効かと思います。私は今回はSleipnirのタブで複数窓開いていましたが、PCに比べたら非常に使いづらいですね・・・。結局は一つの窓で頑張っていました。
画面が開いたら後は必要事項を記入して、先に進んでいくだけです。途中でページダウンで弾かれる可能性もありますが、そしたらまた最初からやり直してください。
時間的余裕はかなりあります。
上記の画像の通り、10時13分の時点ではまだ土日の入館チケットも残っています。ハッキリ言って楽勝の部類かと思います。ちなみにこの日の10日は休日でしたので、10日が平日の場合はさらに楽に取れるかと思います。
販売開始から1時間経過したら土日共に売り切れておりました。この辺りが「とりづらい」の所以ですかね。
おわりに
今回は4歳の娘と、別居中の妻と一緒に行きました。
私はジブリ作品は「テレビでやってたらなんとなく見る」程度のにわかファンですが、妻はほぼ全作品を何回も見ているほどの割とガチ勢です。入場特典のフィルムもどれが何の映画か即座に分かっていました。
その妻も「正直期待外れな美術館だった、次はもういいかな・・・」といったきつめの感想でした(苦笑
アジア系やヨーロッパ系の人が多く見受けられたので、どちらかといえば海外の人向けの美術館なのかな・・・。
以上です。冒頭で述べた通りに批評多めの記事ですいません。この記事がどなたかの参考になりますように・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。