昔、私が大好きだったゲームソフトを思い出語りのついでに紹介します。
今回はこちら、ファミコン用ソフト「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」です。私がゲーマーかつドラえもん好きになるきっかけとなった作品です。
ギガゾンビの逆襲 作品の概要
昔ながらのRPGとなります。FCのドラクエ2辺りを思い浮かべてくれると分かりやすいかと思います。
主人公はオリジナルキャラ(プレイヤー)となり、ドラえもん、のび太、スネ夫、ジャイアン、しずかのお馴染みのキャラクターたちと冒険をします。
時系列としては劇場版の後の世界線で、タイムパトロールから脱獄をしたギガゾンビ(「のび太の日本誕生」の大ボス)が各映画の悪役を復活させて再び世界征服をたくらむといった悪役の王道ストーリーです。
ストーリーは大きく4つに分かれていて、魔界編、海底編、地底編、古代編となっています。それぞれ「劇場版大長編ドラえもん」の、魔界大冒険(5作目)、海底鬼岩城(4作目)、竜の騎士(8作目)、日本誕生(10作目)がモチーフとなっています。
魔界編
のび太の魔界大冒険(リメイクは「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」)のその後が描かれます。
復活した大魔王デマオンとメデューサの手によって美夜子さんが猫の姿にされ、のび太君や満月博士が石の状態にされていたりと、映画ファンも「おぉっ」となる小ネタが満載です。
- 1つ星の悪魔
- 2つ星の悪魔
- 3つ星の悪魔
- デビルモンキー
といった劇場版でお馴染みだった敵達も登場してきます。
ちなみにデマオンは魔界編のボスとなりますが、原作通りに「銀の矢」を心臓に打ち込むことで大ダメージを与えられたりもします(銀のダーツを使わなくても倒すことは出来ます)。
心臓は原作通りの宇宙空間ではなく、デマオンの体の中に普通にありますが(笑
ドラクエで言う所のスライムにあたる序盤の敵は、日本誕生でお馴染みのツチダマが担当しています。原作ではドラえもんの道具や雷を使ってようやく倒せた敵(ただしすぐに復活する)でしたが、今作に至ってはLv1のドラえもんと猫の美夜子さんが生身でぶっ壊します(笑
海底編
海底鬼岩城のその後が描かれます。
バギーちゃん(車)の自爆によって破壊されたポセイドンが再び復活しており、バギーちゃんも登場してきます(故障した状態で神殿に祀られており、それをタイム風呂敷を使って復活させるといった設定)。バギーちゃんのセリフなどは一切なく、完全に道具扱いなのは味気ないところですが・・・。
ちなみに復活したポセイドンは自力で倒すことが出来ます。バギーちゃんを突っ込ませるといったトラウマはさすが刺激してきませんでした。
原作にも登場したムー連邦のエルやムー連邦首相も顔有りで登場してきます。
登場する敵はオリジナルの海洋生物を中心とし、原作にも出てきてドラえもん達を苦しめたバトルフィッシュや鉄騎兵なども登場してきます。
地底編
竜の王国がモチーフになっています。竜の騎士とナンジャ族が戦争を行っているところから物語が始まります。
原作でもおなじみの次元転換船、バンホーや妹のロー、法王も登場してきます。ボスはオリジナルキャラのツチダママスター。
また、「小学生ののび太君たちが野生のゴルゴサウルス(雑魚敵)3匹と生身でガチバトル」という、状況だけ聞くととんでもないバトルも繰り広げます。
地底編に限り、「魔神のマイク(ジャイアンが使う事で消費0のイオナズン効果)」というアイテムも使うことができ、ジャイアンの歌声でゴルゴサウルス達をバッタバッタ倒していくのがこのゲームの面白ポイント(私の中で)の一つでもあります。
ちなみにタケコプターも登場してくるのですが、女主人公はスカートをはいている為、ドット絵ではありますが飛行中は大変なことになります。RPGというシステムの都合上、キャラ同士が密着しているので、配列が2番目であるドラえもんは完全な変態と化します。昔のドット絵のゲームならではですね(苦笑)内容が気になる方は後述する実況動画をぜひ見てみてください。
古代編
最終章です。のび太の日本誕生がモチーフとなっています。原作でもおなじみのヒカリ族とクラヤミ族が登場してきます。
そして、劇場版の中でも相当に知名度が高いヒカリ族のククルも登場してきます!!(チンプイに出てくる春日エリの先祖としても有名ですね)
敵も多種多様で、ボスクラスの敵に関して言えば日本誕生からだけでなく、以下のように他の映画キャラからも多数登場してきます。
- マンモス(のび太の日本誕生)
- 見た目はゴンスケのハイパーボロ(21エモン、ウメ星デンカ)
- 金角・銀角(のび太のパラレル西遊記)
- ジュドまたの名をザンダクロス(のび太の鉄人兵団)
- ギガゾンビ(のび太の日本誕生)
- 牛魔王(のび太のパラレル西遊記)
また、ゲームオリジナルキャラとして、ギガゾンビの娘である「テラ」が登場してきます。
1984年の作品なので、意図したのかは微妙な所ですが、ファイルサイズの単位、ギガ(G)バイトの次の値であるテラ(T)バイトですね。テラに子供が出来たら、ペタ(P)バイトとなることでしょう。
ラスボスは牛魔王となるのですが、「牛魔王 VS 自分、ドラえもん、のび太、しずか、サポート:ジャイアン、スネ夫」の激アツバトルが繰り広げられます。
ギガゾンビの逆襲の大好きだった点
- 昔ながらのドット絵
- ずっと聞いていたくなる音楽
- ドラクエ風の戦闘システム
- 様々な秘密道具の登場
- ドラえもんの原作にも出てくるキャラや敵の登場
「ギガゾンビの逆襲」のおすすめの実況動画
文章だけを見ると、「大長編のオールスターゲーム」といった感じですが、いうても1984年に発売されたファミコン用のソフトなので過度な期待はしてはいけません(笑)
ストーリーに興味がある方は、現物でのプレイは流石に厳しいので、以下の実況動画がおすすめです。
私のブログ内でも極稀に紹介している「しんすけ」氏ですね。
実況動画のほぼ先駆け的な存在であり、実況動画中の「ライデインのシャウト」でリアル壁ドンからの引っ越し沙汰になったり、12年前に当時の実況者を集めてラジオをやったり、配信中に飯を食べ始めたりと、何かと話題が尽きない彼ですが、10年以上にわたり私が大好きな実況者です。最近では滝の中でファイナルファイトをプレイした男としても巷で有名ですね。あとはビルダーズだったりドラクエ7だったり。
レトロゲーでは彼の横に出る者はいない・・・と勝手に思ってます。
うんこちゃんこと加藤純一氏や、FF7RのCMにも登場したナポリの男たちのhacchi氏、その他数多くの有名実況者とのコラボなども頻繁に行われています!
おわりに
以上、「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」の紹介でした!
バーチャルコンソールなどに移植されたら間違いなくプレイするんですけどね、今のところはその気配なしです。
なにかでプレイする機会があったら是非プレイしてみてください!
最後までお読みいただき有難うございました!!