2020年秋アニメ「神様になった日 -The Day I Became a God-」の感想・考察記事です。
今回は4話『闘牌の日』についてです。
今回はタイトル通りに「麻雀回」でしたが・・・まず大前提として、私は麻雀のルールを一切知りません(苦笑)
4話で判明した各キャラの情報
成神 陽太
天願賀子が好き。(美人で頭がいいから)
定積分の勉強をしている時に本名が「ネット界最強雀士」としてバズる(ひながリベルタス杯予選で圧勝したため)
伊座並が麻雀を好きだと知り、陽太は父・大地のお気に入りのスーツを無断で拝借して第4期 リベルタス杯に向かう。
本戦では「八咫烏 朗」、「小金山 久春」、「氷川 哲也」と対局する。
メンタルがやばいほど強い。
伏線になってるかもしれない印象的なセリフ
「きっとマジックと同じで鏡が置いてあって、光の屈折で死角になっていたのさ(キリッ」
「ルールさえ覚えれば、プロなんて猿にでも出来る。そんなことには興味ないね。僕が興味あるのは、僕の雀力が【人ならざる者:神の域】に達したかどうかの・・・」
陽太が繰り出した麻雀伝説
- 二色 同順
- 途中まで 通貫!!
- 東西南北
- 二色 同順 ドラ隣 ドラ隣
- 不純全(フジュンチャン)!!
- 東(とーー)
- 喰い七対子 ドラ隣 ドラ隣
- すきっぷ!
- りばーす!!
- 無限立直 東西南北 ドラ隣 ドラ隣 途中まで通貫 二色同順!!
佐藤 ひな
本人曰く、『才能と色気の塊のような存在』
4話でパソコンの麻雀ゲームにハマる。
「成神陽太」、「Turkey」、「少井隆晴」、「魔王HISA」とのネット対局(リベルタス杯の予選)に勝利。
本戦で、ひな思惑通りに「ルール無視」が天願に認められた際、すごい形相で悪魔のような笑い声を発する。
ひなが知っていたこと
- パソコンの操作方法
- 麻雀にめっぽう強い
- リベルタス杯を逃すと、天願に会う機会がもうないことを知っている
ひなが知らなかったこと
- 天願賀子を知らなかった
- RPGのことを相変わらず知らない(敵が落とす宝箱の所在に驚くなど
伏線になってるかもしれない印象的なセリフ
「(麻雀は)頭も使うし、負けたら悔しいし、ヒリヒリしっぱなしじゃ。」
ひなの初心者向け麻雀講座
- 下手に勉強すると弱くなる!!
- (牌を横に?!なにかの合図か)ゲン担ぎじゃ
- (白い!!なんだこれは)印刷ミスじゃ
- (ある法則に則って牌を揃えると)異なる色で数字を揃えれば得点アップじゃ
- (次の得点アップの法則は)数字を通貫させる。どこまでじゃと?貴様の気の済むところまでじゃ
- 東西南北の牌を集めると、良いことがあるぞ
- (うーわ、手牌がバラバラだ・・・)ドラは九がめくれると一に戻るじゃろ、ということは
- ドラはイーハンつくお得な役じゃ、ならそのお隣さんは
- 「純全」の純は純粋の純、ということは・・・
- 人の牌を拝借して対子(トイツ)を作ることも可能じゃ。それはチーでもポンでもなく、こう言う・・・
- 「うの」で出来ることは、大概出来る!
- 役は複合する、かけ合わせれば・・・無限大になる
- あがるまで無限に続けていけば良い、人はこれを・・・こう呼ぶ「無限立直」!!
- 勝利がもたらすのは「名声」だけじゃないぞ。最高の「女」もじゃ。
天願賀子(てんがん かこ)
4話が初登場。
有名な女性弁護士。三日月のピアスをしている。
麻雀のリベルタス杯を主催。リベルタス杯に関しては「自由なうち回しを披露していただく大会です。従来の麻雀の型にはまらない新しい何かを見せていただけたら嬉しい限りです」と述べている。
リベルタス杯終了後、優勝者である陽太のことを自分の部屋に誘うなどの誘惑行為を行うが、陽太断られたことに対して逆ギレをする。
伏線になってるかもしれない印象的なセリフ
「君が繰り出す無限立直、近くで見たいなぁ」
「君となら朝まで見てられるかも。だって、無限に続くんでしょ?」
「あがれるのよ!すごく高い手なのよ!二度と出くわさないようなとびっきりの役なのよ!それをみすみす見逃すというの?!」
「私に恥をかかせたコイツを、ただで帰すな!!!」
国宝 阿修羅(こくほう あしゅら)
本編で名前が呼ばれるのは4話が初。
その神々しい名前をひなにツッコまれる。
麻雀のルールは知らないが、陽太がなにか「デカイこと」をすることをネットで知り、リベルタス杯を観戦する。
立ち回り的には:「麻雀を知らない視聴者」そのもの。
伊座並 杏子
陽太とひなが一緒に暮らしているのを見て、「お二人は仲がいいのね」と言う。その時に陽太は「勘違いだよ!」と言い、同時にひなもなにか言っているが、うまく聞き取れない。
「麻雀のことは少し分かるから」という理由で、リベルタス杯の観戦に自主的に行く。
伏線になってるかもしれない印象的なセリフ
4話のセリフのほぼ全てが麻雀絡み・・・。良い。
「えぇ、相当な失点よ」
「わずか2局にしてハコ下。持ち点がマイナスって意味よ。」
「一色、足りない・・・!!」
「だってチョンボだもの、ようは反則よ」
「1基じゃないなんて!」
「ただの四字熟語・・・」
「指で隠れてイーマンに見えてたけど、あれは・・・リャンマン!!」
「ついにプラスに・・・!!」←この辺から表情がマジで嬉しそう
「東(とーー)?!まさか、単騎でないてるの?」
「2軒リーチとドラポンに囲まれた・・・!」
「手牌が多いのよ。チョンボになるはずだけど・・・」
「プロの人達がわちゃわちゃしてる」
「すごい・・・」
鈴木 央人(すずき ひろと)
「実家」でハッキング作業をしている。窓にはヤモリが張り付いていた。
どこかの会社(おそらくは浅間博士関連)をハッキング中だが、難航している模様。
「社員のストレージにも設計データが存在しない。でも取引した人の記憶までは消せない。おそらくなにか、大掛かりなソフトウェアの製造を目的としていたはずだ。」
興梠博士と生前交流があった浅間博士との対談の場を設け、興梠博士には「家族がいた」と思われる証言を引き出す。
興梠修一郎(故人?)
4話のCEOとの対談の内容を聞く限りは、おそらくは故人?
浅間博士曰く「憎たらしいぐらい優秀だった」とのこと。
『愛』について自問自答をしていた。
「愛により生まれ、愛されることにより幸福になるのなら、それを数値化してみたい」
ただ同時に「幸福度の研究」・・・そんなことは不可能とも認めていた。それでもそんな疑問をいだいた理由は浅間博士曰く「そうした方が、ご家族にいらっしゃったのではないでしょうか」とのこと。
生前に発表した論文のタイトルは「興梠・浅間アルゴリズムによる自然言語処理」(浅間博士曰く、「あれほど美しいと感じた理論はなかった」)
CEO
浅間博士との対談を行う。
この対談の場を設けるためだけに、彼の研究分野に基金財団まで作る。(いずれも央人のアイディア)
CEOが大学院生だった時は興梠博士の授業を受けていた。CEOは研究者で、前述の「興梠・浅間アルゴリズムによる自然言語処理」を元に実用化した商品を提供している。(その技術をもとに会社を起業して、今の地位を得た)
浅間博士
興梠修一郎 博士との論文の共同執筆者(情報工学の分野での唯一の共著者)。
- 2020年現在 64歳 1954年(昭和29年生まれ)
- 個人ナンバー:325-123-348-975-354
- 八幡大学 文学部言話?学科卒業
- 天高原大学 教授
- 研究分野:言話学?、言語学、音声学、〇〇学?、データベース、○○学?、日本語学
- 受賞歴 2014年 クワシール賞 先端技術部門 情報科学分野受賞(興梠修一郎氏と共同受賞)
いずれも央人のモニターに映されていた情報だが、?の箇所はボヤケていてうまく読み取れなかった。
4話での疑問点や伏線
CEOの表情が曇る瞬間
浅間博士の興梠博士に対する印象は「憎たらしいぐらい優秀でしたよ」
上記の言葉を聞いた際、CEOの表情が明らかに曇った。CEOがおそらくは尊敬している興梠博士への悪口とも取れる単語が気に障ったためか。
また、浅間博士の「憎たらしい」という言葉から、浅間博士は興梠博士のその才能に少なからず嫉妬していたことが伺われる。
陽太とひな、央人とCEOの関係性
4話を見て感じたのですが、陽太は佐藤 ひなの「操り人形」となっている一方、CEOも鈴木 央人の「操り人形」になっているように感じました。
この辺の対比構図も今後に関わってきそうです。
RPGの画面が三度登場
DQ11風のRPGのプレイ画面が再び映し出されました。
メンバーはゼウス、アテナ、アポロンで前回と変わらず。ゼウスだけに「稲妻斬り」をコウモリ型の敵『フラーフパット』に放ったりしていました。
これらのゲーム画面は、陽太達の世界が『仮想世界』であることを暗に示している演出だと考察済み。
ひなの声がもはやテレパシーに
対局中の話ですが、ひなの言葉が陽太にテレパシーのように届くようになっていました。
「牌を横に?!なにかの合図か」とかのシーンでですね。
そういう演出なだけかもしれませんが、陽太とひなが一体化しつつある傾向の可能性もあるので、メモ程度に残しておきます。
父さんの高級スーツの左腕部分が破ける
陽太は、父親のお気に入りのスーツを無断で拝借した挙げ句、左腕部分を破損させるという失態を犯しました。
これが5話以降どのような影響を与えてくるのか・・・。「なにもない」という事はおそらくないと思われます。
天願賀子のピアスは三日月型
成神 陽太・・・「太陽」
佐藤 ひな・・・「日 無」
天願賀子・・・「三日月」
いや、ごめんなさい。途中まで書いたけどそれっぽいことが何も思い浮かびませんでした(苦笑)メモ程度に!
今作に登場してきた神関連のワード
リベルタス・・・ローマ神話における自由の女神
興梠(こおろぎ)・・・日本神話の「神呂木(カムロギ、カムロミ)」に由来すると言われている。
来週の予告
5話『大魔法の日』
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伊座並杏子は、幼い頃に母親を亡くしていた。
母の命日が近づき、父を墓参りへ誘うが、仕事を理由に毎年断られてしまっていた。
そんな伊座並家を心配したひなは、陽太と伊座並家に向かい、何とかして伊座並の父を外出させようと画策する。
おわりに
いやぁ・・・否が応でも「ヒカルの碁」を彷彿とさせる回でしたね(苦笑)
麻雀のルールを知らない私はほぼポカーンとしてしまいましたが、明らかに適当なことをやっているというのだけは分かりましたw
なので、ひなの適当なアドバイスと、伊座並さんのリアクションを楽しみにする感じでしたね。阿修羅は私の気持ちを見事に代弁してくれました・・・。
麻雀を詳しい方から見たら面白かったのか、不快に思ったのかも気になるところです。(ツイッターでは両方の意見が見受けられました)
さて、次週から、物語が間違いなく動き始めますね。
予告を見る限りは、伊座並さんを軸にして何かが起き始める感じなんですかね。お願いだから、誰も死なないでくれ・・・。
世界の終わりまであと13日