オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

『神様になった日』 9話の感想・考察【金魚=佐藤 ひな】

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2020年秋アニメ「神様になった日 -The Day I Became a God-」の感想・考察記事です。

今回は9話『神殺しの日』についてです。神殺しといえばミストルティンを思い出されますね。

9話は多くの伏線が回収された回でした。

最後の陽太ひなの別れのシーンは、ひなの方は陽太と比べると無感情ながらも、最後の最後で涙を流して陽太に告白したシーンは胸に刺さりました。あのタイミングでお互いに両思いだったことが分かるとかきつすぎる・・・。

挿入歌の2曲目、やなぎなぎさんによる「夏凪ぎ」もここで流れました。これは絶対に購入します。

ちなみに一曲目の「「宝物になった日」は5話の「大魔法の日」(伊座並一家の話)の中ですでに流れています。

10話以降の展開はマジでどうなるんだろうか・・・、ベタなところだと、以下の2つのいずれかでしょうか。

  1. チップ型の量子コンピューターを脳内から抜かれたものの、一命は取り留めたひな。ロゴス症候群が再発し、意思疎通ができなくなったひな陽太が再会する。

まぁ・・・「麻枝准の原点」という意味では、この終わり方が最もしっくりと来ます。12話のエンディング直前で再会し、エンディング後に「その後に起こるかもしれない未来(奇跡)=ひなが完治する未来」を1,2分流して物語終了。といった感じでしょうか。

完治までの展開は映像化されなかったとしても「その後に量子コンピューターの解析を行った鈴木少年が量子コンピューターを再現した」とか、陽太の愛の力で完治した」など、どうにでも考察(妄想)できます。

もう一つの考えられそうな展開は 9話はあくまでもゲームで言う「バッドエンド」の扱いで、10話は少し時間を遡り、記憶を引き継いだ陽太ひなを救える道を探していく。

CLANNAD風の展開を期待するのであれば、上記のような展開も考えられますね。ただ、CLANNADの時とは違って「時を戻るための意義や要素」が明らかに不足しているので少し難しいかもしれません。

※10話の予告で、この説はなくなりました。

あとは興梠博士がまだ「ナニカ」を遺している可能性も捨てきれないです。量子コンピューターが埋め込まれた後の佐藤 ひなに隠蔽化工作が何も行われていなかったことが少し気になります。さすがにあの雑な身辺処理と、情報の海の大鯨だけが対策とは考えたくない・・・。


では、9話の感想・考察に移ります。
9話で確定した重要な情報は以下の通り。

  • 物語の舞台は「ほぼすべてがネットワークで繋がっている世界」
  • 興梠博士の遺したものを知ったものは圧倒的な情報勝者になりえる(それはまるで全治の神)
  • ひなが言う「世界の終わり」は、ひな自身の世界が終わること(=ひなの死)」
  • ひなの脳内には「人体埋め込みのチップ型の量子コンピューター」という、人類があと百年経っても作り得ないであろう代物が埋まっている
  • 人類の上層部でひなの脳内から量子コンピューターを除去すること」が承認された

それでは、9話について細かく語っていきます。

9話の情報まとめ、疑問点や伏線

ネットワークの海にいた金魚と大鯨について

金魚佐藤 ひなに埋め込まれているチップ型量子コンピューター

大鯨=興梠修一郎が遺したプログラム。金魚をハッカーから護るように設計されていた。

央人が情報の海で金魚に触れたことにより「現実の世界に大雨が降った」が、因果関係は不明(興梠博士がまだ何か仕込んでいることの現れか)。神である佐藤 ひなが死亡することで、ラグナロクが起こるとか・・・それは厨二病をこじらせ過ぎか。

CEOの真意

佐藤 ひなから量子コンピューター除去を認める」と決議された際、CEOの表情が一瞬曇った(怒りとも取れるような表情)。

普段はクールフェイスな彼女ですが、興梠博士やひなのことになると、心情が表情に現れることがあります。

CEOは興梠博士の教え子だったことはすでに明かされていますが、彼女はそれ以上に二人と何らかの関係があると考えるのがやはり自然か・・・。いまだに主要人物の中で彼女だけ本名が明かされていませんし

最も可能性が高かった佐藤 ひなの実の母親=興梠修一郎の実の娘」の死亡はすでに確定しているので、その親族あたりが妥当なラインか。もしくは死亡したと思われている母親も実はチップ型量子コンピューターを埋め込まれたことで生存したことを引き換えに記憶を失う、それがCEOである可能性は・・・さすがにないか。

ひなの帽子が無くなる意味

これまでの話の中でひな「この修道服を脱ぐときは、ワシが神ではなくなったとき(あとはお風呂に入るとき)」と明言しています。

追手から逃げる際に、ひなの帽子が脱げましたので、この段階で「ひな=神様ではなくなる=死」の未来が確定したと思われます。(阿修羅たちが黒服にやられたタイミング?)

今週のゲーム

シリアスな展開だったので、ゲームをプレイするシーンは流石になし。

しいて言うなら、陽太の通う高校の名前がミクリア高校、つまりは「未クリア高校」といったことぐらいか(無理やり)

今週の金魚

上述の通り、「佐藤 ひなの脳内に埋め込まれている量子コンピューター」という立場で登場。

初期の段階で多くの人が考察していた佐藤 ひな=金魚」説は一応ここで決着する形になるのかな・・・。

水と希望だけを詰めて 少年から旅立つ
エンディング曲「Goodbye Seven Seas」より

今週出てきた英単語の意味

BEHAVIOR ANALYSIS・・・行動分析

MONEY TRANSFER・・・送金

Authorization approval・・・承認承認

今話に登場してきた聖地やkey関連のワード

過去の話でも出てきた既存の場所以外は特になし?

9話で判明した各キャラの情報

佐藤 ひな

脳内に興梠修一郎が開発・設計したと思われる「チップ型量子コンピューター」が埋め込まれている。

それのおかげで「ロゴス症候群」により欠如していた機能・感覚が補われている。ひな自身が常時ネットワークに繋がっている形となるため、これまでの予知能力は本人が無意識でネットワークを検索した結果によるものと思われる。

人類の上層部に以下のように判断され、ひな自身の身柄が拘束される。

  • 「人類にはまだ手に余る代物」
  • 「秩序は保たれなければならない」
  • 「アレのある限り、誰の手にも安全はない」
  • 「興梠は稀代の天才、だからこそ危険だわ」
  • 「あれは制御できない、危険は回避しなければならない」
  • 「人類が然るべき技術を取得するまで、秘匿とする」

伏線になってるかもしれない印象的なセリフ

「安全な場所など、地球上のどこにも存在せん」

「実を言うとな・・・ワシも、貴様が好きじゃ」

成神 陽太

県立ミクリア高校3年 バスケ部所属。

伏線になってるかもしれない印象的なセリフ

「僕が、ひなの事を好きだからだよ!!大好きだから・・・だよ。」

興梠 修一郎(こおろぎ しゅういちろう)

興梠博士の研究は、専門の情報工学だけでなく、材料工学、電子工学、医学や言語学まで網羅している。

央人曰く「常温動作可能なチップ型量子コンピューターの開発に成功し、実用にまで持ち込んでいる」

鈴木 央人

幼い頃から類まれなる人並み外れた計算能力と情報知識を持つ天才。親のために「違法な送金処理」を行う。

その行為が「悪いこと」と分かるようになってからは両親からの命令を拒もうとするが、それが原因で両親からDVを受けるようになる。

両親死亡後は、過去の犯罪歴から牢獄送りにはされているが、その才能を見込んだCEOに飼い殺しにされている模様。


物語の中で佐藤 ひなが「興梠修一郎の孫娘」と突き止める。

その近くにいる成神 陽太の平凡らしからぬ行動に疑惑を持ち、佐藤 ひなとの関連を疑う。

情報の海で、興梠修一郎が遺した量子コンピューターに触れることが出来、それが「佐藤 ひなの脳内」にあることを探し当てる。立場上、その事をCEOに伝えるが、それによって佐藤 ひなの人生が終わることに繋がったことを後悔する。

最後に、ネットワークを通じて佐藤 ひな本人に「危険が迫っていること」や「量子コンピューターのこと」、「興梠修一郎のこと」を伝える。

情報に非常に貪欲。

伏線になってるかもしれない印象的なセリフ

「量子コンピューターは絶対に情報の海に存在するはずだ。繋がっていないコンピューターなんか、計算機より劣る代物だ」

鈴木 央人の両親

人間のクズ。

幼い央人を悪事に利用し、央人が拒むようになるとDVで無理やり従わせる。

最終的には央人が協力しなかったためか、悪事を行ってきた結果から何者かの手によって実家で殺害される。

CEO

フェンリル社のトップ。9話の時点でも本名は明かされていない。

央人に「チップ型量子コンピューター」の解析は行わず、捜索だけをしろとを命令する。

伏線になってるかもしれない印象的なセリフ

「私はもう2度と、君に道を踏み外して欲しくない。それは個人的な願いだ。」

興梠博士が開発した量子コンピューターを解析することが、「人の道を踏み外す行為」であると伝えている。

DVDや挿入歌CDの情報

神様になった日 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

神様になった日 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

  • 発売日: 2020/12/23
  • メディア: Blu-ray

www.youtube.com

なお、上記の公式動画を9話視聴後に見ると頭がこんがらがります(笑

来週の予告

10話『過ぎ去る日』
.
ひなが連れ去られ、必死で探す陽太たちだったが、
何の手掛かりも見つからないまま、2学期が始まってしまう。 虚無感に苛まれている陽太の前に、央人が現れる。
央人は陽太と次第に仲良くなり、阿修羅や伊座並とも一緒に過ごすようになるが……。

予告より、ひなが連れ去られてからそれなりの時間が経過しているので、脳内から量子コンピューターが除去されたことはほぼ確定か・・・。CEOが裏で動いていてくれればワンチャンあるけど、望み薄かな・・・。

しかしここで央人陽太たちが邂逅か・・・あと3話、まだまだ一波乱ありそうですね。

おわりに

放送前PVでは「佐藤 ひなVS鈴木 央人」の構図ができあがっていたので、鈴木少年が味方になる展開はさすがに想像できませんでした(10話以降でひっくり返るかもしれませんが)。

陽太鈴木少年が手を組む展開は激アツ。それ以上にひなの状態が心配です・・・。あと3話、もう目が離せません。

それではまた来週!

世界の終わりまであと0日

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