本記事は『勝利の女神:NIKKE』のストーリーを自分なりにまとめ、解説・考察していく記事です。
OZの前半のまとめ・考察記事は下記の記事をご覧ください。
【OVER ZONE】
魔法の言葉
ラプンツェルはひたすらに祈りを捧げている。
紅蓮は飲んだくれている。
後で分かることががここで紅蓮が飲んでいるのは本当に「ただの水」。
酒の在庫が尽きたことで、水を飲んで自分が"酔った"と錯覚させている。
スノーホワイトは変わらずに警備を続けている。
ドロシーは紅蓮とラプンツェルのことについてなにかいいかけたが、止めている。(「あの二人はもう使えません。」とでも言おうとしたのか)
ドロシーは一人戻り、収集用ロボットにアークへの通信を頼む。
「支援と補給を早くよこしてくれ」・・・と。
通信後、ドロシーはリリスの棺が置かれている場所に赴く。
物言わぬリリスに向かって「どうすればこの状況を打開できるのでしょうか」と聞くドロシー。
そこにピナが現れ、「その答えは私が知っています。」と答える。
ピナもリリスの棺の場所を知っていたとのこと。(ただ、今回はドロシーの後をついてきた)
人に物事を頼むことができないドロシーに、ピナは「手伝ってください。(I need you help.)と、仲間に言うだけで大丈夫ですよ。」と告げる。
※本シナリオの時点では、リリーバイスの遺体は棺の中にあることが確認できる。ドロシーとピナの二人が確認していることから、どちらかの妄想ということはなく、確実にそこに存在している。となると、この後、この遺体が復活、もしくは何者かが盗み出して、本編に出てくるラプチャーの女王"リリス"となったのか・・・?現時点ではまだまだ分からないことだらけ。
憧れ:A
ドロシーは監視所にいるスノーホワイトの元を訪ねた。
ドロシーはスノーホワイトに言う「私を手伝ってください。スノーホワイト。」・・・と。
何があっても監視所から頑なに動こうとしないスノーホワイトだったが、ドロシーのその後と場に反応し、監視所から飛び降り、「言ってくれ。何をすればいい?」と問いかける。
今の状況を改めて説明し、助けを求めるドロシー。
また、ここでレッドフードについても語られる。
(リリスは死んだと言っているが、レッドフードに関しては”死んだ”と明言していない・・・?)
※ただ、この後のシーンで"レッドフードは死んだ"と明言するので、ここに関しては特に深い意味はなさそう
スノーホワイトは、自分が探索に向かうから、ドロシーには食事をして、少し休めとアドバイスする。
警備はドロシーに任せ、スノーホワイトは探索に向かう。
憧れ:B
スノーホワイトがいないことを心配に思い、ドロシーに尋ねるピナ。
ドロシーは、スノーホワイトが探索に向かったことを伝えつつ、「ゴッデス部隊は人類の希望であり、勝利の女神。もっと同等としなければいけない。」と、自分を奮い立たせてくれたピナに感謝をし、今の気持ちを伝える。
ドロシーはピナと一緒に、「酒に溺れている紅蓮」と、「現実逃避をして祈りを捧げているラプンツェル」の目を覚まさせに行く。
再起:A
まずは「祈りを捧げ続けるラプンツェル」の元に行くドロシーとピナ。
ドロシーとピナの説得により、自分を取り戻すラプンツェルであった。
ラプンツェルは誰よりもレッドフードのことを慕っており、レッドフードは"死んだ"ことがここで明言される。
更にここで「指揮官とリリス」といった単語が出てくる。ゴッデス部隊にも指揮官がいた・・・?
この先のシーンでも、「ゴッデス部隊の指揮官」について触れられたシーンは確認できていない。
ベタな展開を適当に言っとくと、ラピとアニスの指揮官である主人公は、「ゴッデス部隊の指揮官のクローン」とか!
再起:B
酒に溺れる紅蓮のもとに行き、目の前で酒瓶を割るという荒療治に出るドロシー。
しかし、その酒瓶の中に入っていたのは「酒」ではなく、「水」であった。
ドロシーは、酒の在庫量と紅蓮の飲酒量が矛盾していることに気づき、中身が水であることを見抜いていた。
水を飲んで酔っ払ったふりをして何がしたいのかと尋ねるドロシー。
かつ、紅蓮の隣に座り、「水」で飲み会をすることを提案する。
いわゆる、「腹を割って話そう」の状態になり、紅蓮はドロシーに本音を言う。
- 少し休みたかった。懸命に走りすぎていた。
- 姉さんと一緒に剣を持ってラプチャーと戦う日々だった
- 姉さんが死んでしまった。刀の「花無十日紅(はなにとおかのくれないなし)」だけを残して。
- そうして、リリス、ドロシー、レッドフード、ラプンツェル、スノーホワイトに出会った。
- 頑張って戦った。アークに人間を連れていき守った。
- それで終わりかと思ったが、終わらなかった
- ここでもまた戦うと聞き、休みたくなった
※花無十日紅(ファムシビロン)の意味
- 花が紅く咲いているのは、せいぜい10日くらい
- 人気というものは本当にはかないものだ、権力の虚しさ
たくさん休んだので、「また頑張る」と紅蓮は言う。
なお、ドロシーが戦う理由は「自慢したいから。」
目が覚めた紅蓮が立ち上がろうとした時、ピナがあるものを見つける。
それは先日、紅蓮が無造作にばらまいた種から発芽した芽だった。
みんなはふたたび立ち上がる。
その後、ドロシーはアークに通信を入れる。
- アークガーディアン作戦後、20日が経過しました
- 現在の状況は「異常ありません。すべて良好です。」。支援は必要ありません。
- 私たちはアーク封鎖までの残り時間、ここをラプチャーの攻撃から守ります。
- アークの封鎖が終わったら、私達をアークに連れて行ってください。
- そこで私達を"勝利の女神"と崇めて、同時にその対価を得られるようにしてください。
沈黙の楽園:A
周辺を探索していたスノーホワイトが戻ってくる。
電線、レンガ、缶詰、酒、そしてシカを持ってきた。
シカの下処理をの方法を知らないゴッデス部隊だったが、ピナがその方法を知っているとのことだった。
そんな中、警備をせずに探索をしているスノーホワイトに戸惑うラプンツェルに対し、ドロシーが今後のことについて伝える。
- 食べ物は最低限必要な分だけ確保する
- 脳に与える最低限のカロリーだけ摂取するようにする
- 食べ物を食べなくてもいいことを当然だと認識したときに、思考転換が起こる
- 他の時間は、臨時監視所の補修、装備の補強に集中する
- ここでジッとしているのはダメで、常に何かをしてなくてはいけない
話し合いの末、ドロシーとピナが監視所二残り、他の3人が半日ほどかけて周りの探索に行くことにした。
三人が出発し、残った二人は、シカの下処理を行うことを提案する。
ピナに「シカの下処理」の方法を教わったドロシーだが、「自分には出来そうもない・・・」とこぼす。
その後にドロシーは改めてピナに感謝する。そして立ち直った自分たちを見ていて欲しいと告げる。
その直後、大量のラプチャーが監視所に攻め込んでくる。
ドロシーはピナに「信号弾を撃った後、隠れているように」と告げ、一人でラプチャーの大群に挑む。
沈黙の楽園:B
ラプチャーの大群を一人で制圧することに成功したドロシー。
戦闘後、隠れていたピナに声を掛けるも、ピナの様子がおかしいことに気づく。
ピナは侵食を受け、自我を失う直前の所まで来ていた。
状況を察し、銃を向けるが、引き金を引くことができないドロシー。
(参考だが、ここで実際に銃弾を撃つシーンは確認できなかった)
ただ、その後に紅蓮、スノーホワイト、ラプンツェルが合流するので、ここで死体を偽装するのは流石に無理があるので、ドロシーがピナを撃ち抜いたと考えるのが妥当か。
ドロシーのもとに駆けつける三人。
時すでに遅く、ドロシーはピナを撃ったことによる自責の念からか、精神崩壊の状態に陥っていた。
自死しようとするドロシーをスノーホワイトは止め、その後に監視下に入る。
(ドロシーの銃の中に銃弾が入っていなかった理由は不明、たまたま撃ち尽くしただけか)
なお、侵食能力を持つ個体は正面からではなく、側面から襲ってきたとのこと。
この個体をピナが倒していなければ、ドロシーが侵食されてしまっていた可能性が高かった。
量産型ニケが自分たちの五倍ほどもあるラプチャーを単独で倒すことはほぼ不可能なはずだが、ピナは命をかけてそれをやってのけた。
※ここのシーンだが、量産型ニケが単騎で、(おそらく)タイラント級のラプチャーを倒すのはありえない。ストーリーを盛り上げるためのただの演出か。もしくはピナにまだ明かされていない何かが隠されているのか・・・
そんなピナに、紅蓮とラプンツェルは心の底からの敬意を表する。
(余談だが、「ピルグリムモールド」でピナ(プロダクト23)が出たときに、"同情かつ煽り"の際によく使われるのようになったカット)
その夜、アークからの通信が届く。
おわりに
以上、【OVER ZONE】の後半のストーリーまとめ記事でした。
ドロシーがピナに向けて言った「私の・・・大切な・・・翼」の意味は・・・、今の情報だけでは何を言っても推測の域は出ませんが、Pinnaは日本語で「羽片、羽」といった意味となります。
全然関係ないですが、シフティー-shifty-は、「策の多い、不誠実な、ずるそうな、うさんくさい」です(笑)シフティーがマジで裏切ったらさすがに心折れるよ!
なお、ピナがしていたアクセサリーは、その後のドロシーが髪飾りとして使用しているのが確認できます。
ドロシーの髪飾りがピナのネックレスと聞いて震えてる#NIKKE pic.twitter.com/UPa3rIQDds
— ふじのん@gdtl (@twst_11o2) April 28, 2023
※(2023/05/06追記)問い合わせから指摘がございましたので、一部差し換えをおこなっております
それでは、次回はStory2でお会いしましょう!
どう転んでも絶望的な展開しかなさそうですが。。。
※以下に、続きのストーリーの考察記事を書きました。