オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

1年後にシングルファザーになる男の話

最近またちょっといろいろあったので、久々に私の日常を記事に残します。

私のブログを昔から読んでくださっている方(いつも本当に有難うございますm( )m)はご存知かもしれませんが、私は妻とは別居をしていて、5歳の娘は私と一緒に暮らしています(正確に言うと、休日は二人きりの生活、平日は私の実家でジジ、ババ、私、娘の4人で暮らしている状態)

ここから先は色々と重い内容も含まれていますのでご注意ください。

当記事の大前提として、私は娘のことが産まれたときからずっと大切な存在です。娘の成長を日々感じられるのが今の一番の幸せです。

それでは始めます。

これまでの私の人生年表

時期 起こったこと
結婚前 ただの平凡なオタク、ゲーマー、声優マニア、もやしっ子
8年前 結婚。結婚式を挙げる
6年前 妻の妊娠中、息子の死産(原因不明)を経験する
5年前 娘が誕生する
3年前 妻の希望で一軒家を購入する(30年ローン)
2年前 妻の不倫が発覚する、妻の逆ギレからの大喧嘩で別居へ
現在 別居継続中、娘は5歳になる

今でこそ普通に語れますが、6年前と2年前はそれぞれ違った意味合いでの苦しみを味わっていました。

6年前の息子の件は、妻は入院を余儀なくされたため、火葬場の予約から供養まですべて自分一人で行ったのですが、その時の詳細な記憶はほぼほぼ抜け落ちています、耐えられない苦しみから自分を守るための本能とでもいうのでしょうか・・・。とにかく涙が止まらなかったことだけは覚えています。

その悲しみを妻と二人で乗り越えてからの娘の誕生は何よりも嬉しかったです。分娩室で立ち合いを行ってから産まれるまでの記憶は今でも鮮明に覚えています。その産声を聞くまでは不安で不安で仕方なかったですけどね・・・。産声を聞いたときは涙が止まりませんでした。

しかし、そんな平穏な日常も長くは続きませんでした・・・。2年前は壊れかけた心のよりどころを求めて、有料のカウンセリングを受けて大泣きしたり、なにか新しいことを始めたくてこのはてなブログを開設したりしていました。

www.21120903.tokyo

今思い出しても不安で不安定な毎日でした。

別居後の娘の育児と今の生活

ただ、2年も経つと心も平穏を取り戻し、さすがに今の生活にも慣れてきて、平日は実家の助け(幼稚園の出迎えなど)を借りながらではありますが、これまでの仕事も続けてこれています。

休日は5歳の娘(別居当時は2歳)と二人きりで、私の持ち家で過ごしたり二人で出かけたりといった感じですね(将来、私の両親がいなくなった時の予行練習とも言えます)。

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今となってはもはや懐かしいですが、娘のトイトレとかも頑張っていましたね・・・。今はもちろん完璧に出来ます。

人見知りはまだまだ残っていますが、場面緘黙症すらも疑っていた昔に比べるとはるかに改善してきています。

逆に今は箸と鉛筆の持ち方や、自転車の練習、ひらがなと数字の「書き」を教えるのに超絶苦労中です。(「読み」はもう両方ともできる状態)私自身も箸の持ち方が汚かったりするので、有名なお箸マンの動画を一緒に見ながらちょこちょこ練習をしています。

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幼稚園の行事も欠かさずに行き、PTA役員も経験しました。父娘ディズニーシーも経験し、20時の花火までシーを楽しんだりもしました。そんな生活の中で日々確実に成長していく娘を目の当たりにしながら、自分も負けじと成長していこうと奮闘する毎日です。

私自身の自己研鑽は、今も筋トレと英語の勉強が主です。

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体つきは確実に変わりましたが、英語は・・・(苦笑

「娘から母親を奪いたくない」とは思うが、その現実は・・・

「娘から親を奪う権利」

例え夫婦の仲が険悪になろうとも、「娘から親を奪う」ということはどんな理由があろうとも、誰にもあってはいけないことだと分かっているので、妻と娘との3人でのお出かけは別居以降も私の提案で続けてきました。(当初は妻の不倫の事は水に流して、夫婦仲の改善を”私は”目指していました)

ただ・・・いかに私が歩み寄ろうとしても、相手にその気がなければ全ては無駄であると実感させられた2年でした。

というのもつい先日、妻に以下のように言われました。

「(別居から)2年経ったけど、今でも元に戻るつもりはない。よくしてくれているのは分かるけど、(あなたと、娘と)会う頻度も今後はもう少し減らしたい。親権も求めない。」

夫婦仲のこじれに関しては、片方の意見(今回は私の意見)だけでは何も分からないことは重々承知ですので、妻には妻の考え・思いがあるでしょうから、これについてはもう何も言いません。妻は県外に住んでいるため、不倫男と今も続いているのかどうかも知りませんし、詮索するつもりもありません。

ただ、不倫相手の男に街中とかでもしバッタリ出会ったら間違いなくぶん殴るでしょうけどね(まぁ、相手を殴ったことで私が逮捕されたら元も子もない・・・というかただの馬鹿なので、結局は殴るのを踏みとどまる未来しかありえないのですがw)

妻は娘の親権すらも一切要求しないという現実を目の当たりにして、ある意味私の中での「諦め」もつきました。

ちなみに今の私の状況でも、母親が親権を主張した場合は、父親側はほぼほぼ100%負けます(弁護士に直接聞きました)。母親が不倫したところで、親権への影響はほぼなく、父親が親権を取るのが難しいのが日本の忌まわしき風習です。

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今の状況で更に娘までいなくなったら私の心は確実に壊れるでしょうから、それはそれですんでのところで踏みとどまった形にはなるのですが、心情的には文章に表せないほど複雑なのも確かです。

私がシングルファザーになる日

そういった状況のため、今後も夫婦仲改善の努力は継続するつもりではありますが、よほどのことが起こらない限りは、私がシングルファザーになるのはもうほぼ確実かと思います。

離婚のタイミングとしては「娘が小学校に進学した時」、つまりは今から1年後となります(これは別居直後の2年前に夫婦間で合意しました)。

仕事面でも大きな山場も迎える

少し話が変わって、ここからは私の仕事の話になるのですが、

つい先日、色々な偶然(社内通信教育の自主的な英語勉強も要因の一つ)が重なって、「東京本社への異動」の話が私のところに来ました。

社内の人には私の家庭状況はほとんど話していないのですが、異動した際の上司にあたる方には異動の話をもらった際に包み隠さずに話しておきました。

本社異動の話もおじゃんになる覚悟だったのですが、その時に頂いた言葉は以下の通り。

「事情は分かりました。今はテレワークでどこからでも仕事できる時代ですので、家庭優先で考えてもらって大丈夫です。こちらも臨機応変に対応できます。」

本当にありがたいお言葉です。仕事上の話ですので多少の建前と本音などはあるでしょうが、その辺りを考慮しても今の私には有難すぎるお言葉です。

その話をもらってから早数週間となりますが、今は週何日かの本社への出張をしながら、本社への転勤を前提として今の拠点と本社拠点の業務の両方を担当する毎日です。仕事量は確実に増えましたが、それと同時にやり応えも感じています。

俗に言うブラック企業という訳でもないので、特に忙しい日でも20時前には家に帰る事が出来ており、娘の寝かしつけも今のところは1日も欠かさずに行うことは出来ています。コロナで飲み会などの付き合いがないのも良い方向に働いていますね。(まぁコロナで迷惑を被っている案件の方がはるかに多いですが・・・)

娘の寝かしつけをおこない、その寝顔を見れば一日の疲れはマジでどこかに吹っ飛びます。

シングルファザーになった際の悩み

次に、今後、シングルファザーになった際の悩みを列挙します。

  1. 私の両親がいなくなった時
  2. 娘に反抗期、もしくは思春期が訪れたとき

1. 私の両親がいなくなった時

親ももう高齢ですので、その日が明日突然来てもおかしくないような状況です。

そうなったときに生活が一変するのはまず間違いですね。

ただ、こればっかりは今考えても何もできないので、その時が来た際に困らないように日々を生きていくしかありません。

私が突然死する可能性ももちろんゼロではなく、それは娘にとっても最悪の結果となりますので、健康にも日々気を付けていきたいところです(喫煙、飲み会以外での飲酒の習慣は一切ありません)。

私の父親と兄は酒飲み&ヘビースモーカーなんですけどね・・・小さい頃はタバコの匂いや酔っ払いの匂いが本当に嫌だったので、逆にそれが私を飲酒と喫煙から遠ざける形になったのかもしれません。

2. 娘に反抗期、もしくは思春期が訪れたとき

今でこそ娘は私の事を慕ってくれていて、二人きりのお出かけとかも一切嫌がらず、寝かしつけの時も私の腕枕を喜んで使ってくれたりもします。

お風呂も歯磨きもほぼほぼ一緒にやってる感じですね。

こんな平和な日々がいつまで続くのかも不安ですね・・・。娘の「父親嫌い」はある日突然来るらしいですから、その日が来るのが今から戦々恐々です。

あ、ちなみに今はなかなかに激しい「ジジ嫌い」が訪れています。ジジが娘に何かすると、それは癇癪を疑うほどの激しい剣幕で怒り始めることが多々あります・・・。私は今は娘をなだめられる立場にいるので、あとで娘と二人きりになった時に怒った理由を聞いてみると・・・

俺:「どうしてあんなに怒ってたの?」
娘:「だってー、ジジ嫌いなんだもん。嫌なことするから。」

「嫌な事」って言うのは「ぬいぐるみを勝手に片づけたりすること」とかみたいです。

私が勝手に片付けてもそんなことにはならないので、乙女心はなかなかに難しそうです。その怒りが私に向かう日が来たりしたら。。。

思春期が来た時は更に心配ですね・・・私がオネエになる未来もあり得るかもしれない(割とマジな意見)

おわりに

今の私の状況を簡単にではありますがまとめてみました。

これまでも、そしてこれからも、娘の幸せを第一に考えて行動していきたいと思います。

数年後にこの記事を私自身が見たとき、「あの時はこんなことに悩んでいたのかー」と笑えるような未来を目指して日々を過ごしていきたいですね。

コロナ禍で先が見通せない毎日ではありますが、皆様もどうかご自愛ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!