こんばんは、Ventoです。
山梨旅行に行く前に、山梨(と長野と静岡)を舞台にしたアニメ「ゆるキャン△」をAmazonプライムで全話一気に視聴しました。結果、ドハマりしました。
どんな内容
高校生の女の子たちがキャンプをする作品です。アウトドアにハマりたての子や、一人キャンプを好む子、スーパーのバイトでキャンプ用の費用を稼ぐ子など、様々なキャラクターが登場します。アウトドアに付随した、食事や温泉、観光地などもほぼ毎週登場してきます。
主人公は2人いて、一人は天然のボケキャラ(「けいおん」の平沢唯タイプ)、一人はおとなしめのツッコミキャラ(「けいおん」の秋山澪タイプ)です。また、男の登場キャラは極端に少ないです。
絵のイメージは俗にいう「ゆるふわ」系ですね。普段アニメとかを一切見ない人には少し敷居が高くも見えますが、実際に見てみれば多くの人が楽しむことが出来る良作品だと思います。
作品の雰囲気
全体的にまったりとしています。激しいシーンとかは一切ないです。眠い時に見ると即寝れるレベルです。(良い意味で)
ああいったゆったりとした雰囲気のアニメ、私昔から大好きなんです。全体のセリフ量は決して多くありませんが、背景の美しさと穏やかなBGMが見事にマッチしていて、その世界観に即座に引きずり込まれます。
私は最初は別の作業のついでに見るつもりでしたが、途中からアニメに完全に魅入ってしまっていました。作業妨害もいいところです(笑)本編が終わった後に流れるエンディング曲もめちゃくちゃ良いです。毎話必ず見てしまいます。
他の作品で例えるなら、ゲームの「どうぶつの森」、アニメだと「ARIA」や「あまんちゅ!」と似たような雰囲気でしょうか。・・・なかなかに分かりづらい例えですいません(苦笑)
BGMと世界観といった意味では、CLANNADとかにもところどころ似た雰囲気を感じますが、CLANNADのような物語の大きな起伏は一切ありません。ずーーっと平坦なイメージです。本作に関してはそれがまた良いです。
私なりの本編の見どころ
主人公の一人、志摩 リン(cv.東山奈央)が良いキャラをしています。一人行動が好きで、群れるのがなんとなく苦手という気持ちにすごく共感できます(それでいてコミュ症じゃなく、周りとも関係が良好とか羨ましい限りですが!)。周りがボケキャラ多めのせいか、テンション低いキャラにもかかわらずツッコミをするシーンがやたらと多いです。
ツッコミの中で、ネットスラングで有名な「くぁwせdrftgyふじこlp」(キーボードのアルファベットをQから右下、右上、右下、右上…と打っていく)を発音するシーンとかあるのですが、その完成度の高さに驚かされました、上記の動画で聞けば分かります(実際には存在しない発音なので、完成度と言っていいのかは分かりませんがw)。東山奈央さんの底知れない演技力に感嘆させられるばかりです。
ナレーションは大塚明夫さんなのですが、今だとモブサイコ100感がやばいですw
あとは現実の観光地が出てくるシーンとかですね。私は恥ずかしながら、1,000円札のモデルが山梨の本栖湖だという事とか全然知りませんでした。そういった意味で勉強にもなります。長野のボッチ山とかはいつか絶対に行ってみたいですね。
私は30年以上キャンプとは無縁の生活を送っていますが、キャンプも割とマジでやりたくなります。夜明けの富士山とか絶対にヤバいヤツや・・・。行動に移せるかどうかはまた別の問題ですけどね(苦笑
終わりに
たくさんの女の子が出てきますが、ドロドロした展開もないので、万人にお勧めできる作品だと思います。背景の美しさとBGMは本当に見所です。最終回の最後のシーンは別に感動的なシーンでも何でもないんですが、涙ぐみそうになりました。見た人には何となく分かると思います。
2期は絶対にリアルタイムで見ます。劇場版も気になるー!AmazonPrimeでも好評配信中です。
- 作者: あfろ
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