本記事は『勝利の女神:NIKKE』のストーリーを自分なりにまとめ、解説・考察していく記事です。
それでは始めます。
【CHAPTER.01 侵食】のまとめ・考察記事は下記の記事をご覧ください。
【OVER ZONE】
最後の挨拶
リリーバイス(CV:田村ゆかり)というニケの回想から始まる。
リリーバイスが何らかの理由で息絶えたことで、この動画がゴッデス部隊のNIKKE達に自動転送されてきた。
リリーバイスの最後の願いは以下の通り。
「・・・この世界をよろしくね。それから、生き残って。みんな、大好き。」
なお、このリリーバイスはストーリーで出てきた「侵食されてクイーンとなったリリス」のNIKKEのときの姿と考えられる。(もちろん、現時点ではミスリードの可能性も大いに考えられる)
「リリスはリリーバイスの愛称である」という事が明確に示されているシーンも確認できていないが、こちらはほぼ間違いないかと思われる。
アークガーディアン:A
スノーホワイトが、侵食された量産型のニケの頭に銃弾を打ち込んだところから物語が始まる。(そのニケの名前は認識票によるとおそらくは"ケイト")
ドロシー、紅蓮、スノーホワイト、ラプンツェルは溜息をつき、量産型ニケの扱いについて揉める。(祈りを捧げたいラプンツェルと、死者に寄り添うことの意味の無さを問う紅蓮)
紅蓮とスノーホワイトも揉める。
その場をドロシーが収める。(この時点では、ストーリーに出てきた醜悪な性格のドロシーではなく、一途で汚れのない誇り高き信念を持っているように見える)
なお、ここで紅蓮がいう「あの者」とは、流れ的に冒頭のリリーバイスのことを指していると考えられる。
紅蓮には姉がいたこともここで初めて語られる。紅蓮が使っている刀の一本は、すでに故人となっている姉が所有していたものとのこと。
ドロシー達は、アークが封鎖されるまでの時間を稼いでいる。
この時点では物資や精神状態にはそれなりの余裕があり、ラプチャーの襲撃も日に日に減っており、あと2ヶ月もすれば、アークの封鎖が完全に完了するという所まで来ていた。
スノーホワイトは監視所に戻って警戒を続けることにした。少し休むように助言するドロシーだったが、聞く耳を持たない。
スノーホワイトはつい最近に「思考転換」(ゴッデス部隊の記憶は引き継がれた)をおこなったらしく、その性格の変わり様に戸惑いを隠せないドロシーだった。
ここで"リリス"の死についても語られる。ただ、冒頭で語られた「リリーバイス=リリス」の確定情報はやはり確認できていない。
"リリス"の死体は今、ドロシー達がいる近くに安置しているらしく、少なくともドロシーはその場所を知っていて、頻繁に会いに行っている模様。
夜の戦闘に備えて、食事を取ろうと、紅蓮に提案するドロシー。紅蓮も了承し、手伝いをかって出る。
その日の深夜2時
ゴッデス部隊がラプチャーと交戦する。
アークガーディアン:B
先の戦闘の被害状況を確認するドロシー。
- 臨時監視所で大きく壊れたところはない。少し直せば大丈夫なレベル。
- 多くの量産型ニケに被害が出て、修復不可能な傷を負ったものがほとんど
- 今回の戦闘で、侵食を誘発する個体はいなかった
ラプンツェルは倒れた量産型ニケの墓を作りに、スノーホワイトは見張りに立ちに、紅蓮は壊れた場所の手直しにそれぞれ向かった。
ドロシーは「収集用ロボット」を通じて、アークに通信を送る。
「今のアークからの支援は望まないが、「アークガーディアン作戦」を最後まで遂行したら、ゴッデス部隊をアークに招き、"勝利の女神"として称えてください」・・・と。
なお、この通信がアークに届いているかは現時点では不明。返答はこれまでに一度もない模様。
干からびる大地:A
アークからの連絡があったかをドロシーに聞く紅蓮。
紅蓮はすでに何かを悟っているようだが、口には出さない。(ドロシーを信用しているか、哀れんでるか?)
話をはぐらかし、「こういうときこそ美味しいものを食べましょう」と、提案するドロシー
残りの食料は3ヶ月分あり、あと2ヶ月で作戦は終わるから、今日食しても大丈夫だと主張する。
ここでもなにか言いたげな紅蓮だが、ドロシーの希望を叶える。
ドロシーはある程度の料理ができるとのこと。なお、リリスは非常に料理上手なように語られている。
スノーホワイトは「監視があるからここを動かない」と頑なな状態。「なら、ここで食べましょう」というドロシーの意見に渋々承諾する。
ここで「思考転換」について言及される。
墓場にいるラプンツェルを迎えに行くドロシー。「あと30分ほど祈りを捧げてから向かう」と快諾するラプンツェル。
監視所での食事会が始まる。
料理の話題から、場の雰囲気が和やかになったのもつかの間、突如多数の砲撃型のラプチャーが姿を現す。
干からびる大地:B
先の戦闘の被害状況を確認する。
- 量産型ニケは、一人を除いて全滅
- 食料倉庫に焼夷弾が直撃し、食料がすべて燃える
食料がなくなったことに落胆する紅蓮だが、足元に「何かの種」が落ちているのを確認する。
ただ、これを食べてもしょうがないため、その場に無造作に撒き散らす。その後特に言及はない。(これはなにかの伏線か??)
ドロシー、紅蓮、ラプンツェルは残った食料がないかを探しに行く。(スノーホワイトは頑なに警備につく)
1時間後、以下の食料を見つける。
- プロテインバー10個
- ビスケット2箱
- ポテトチップス3袋
- 酒(酒造庫は無事)
これだけでは2日ほどの食料にしかならないため、近くにある臨時キャンプ場に食料を探しに行くことを提案するドロシー。
代理リーダーとして、リリスの影を追うドロシーの姿が垣間見えるシーン。
ドロシーが一人でキャンプ上に行こうとしたところ、「量産型のニケ」である、ピナが同行を希望する。
楽園を見た者たち:A
探索に向かうドロシーとピナ。
アークの入り口付近には臨時のキャンプ場跡がある。
アークには入れる人間は「選ばれた極少数の人」のみだったので、その枠が空いた時に選ばれようとする人たちがキャンプを作っていた。ただ、その者たちは"選ばれたもの"ではないので、誰一人としてアークには入れることはできず、その場で息絶えていったという。
ピナは言う「量産型には人間だったころの記憶はほとんどありません。」
なお、ゴッデス部隊のメンバーは人間だったころの記憶がそのまま残っているとのこと。
ドロシーは人間の死体に慣れていないことをピナに見抜かれる。それでもドロシーは自らも探索したいことを告げる。
探索の収穫は「多くの缶詰」紅蓮も驚くほどの量だった。
その夜、昼の探索お思い出し気分を悪くするドロシー。(直射日光にあたって液状化してしまった人間を見たこのショックにより)
楽園を見た者たち:B
2週間が経過した。
最初のうちは臨時キャンプ場の探索による物資の確保は順調だったが、ここ4日間は何も見つめられていないことに落胆するドロシー、
- 昨日の戦闘で、ウォータータンクも壊れ、水不足にも陥っている。
- 30人以上いた量産型のニケは、今はもう一人(ピナ)しか残っていない。
- 電気が切れた
- ゴッデス部隊は死に向かっている
アーク封鎖までのタイムリミットはあと約5週間。
紅蓮はドロシーに、「アークに見捨てられた」ことを諭そうとするが、それは頑なに受け入れないドロシー。
ラプンツェルは今の状況に耐えかねて本音を言ってしまい、ドロシーと衝突する。
紅蓮は二人のいざこざを収めようとするが、酔っぱらっていることをドロシーに問い詰められ、場の雰囲気がより一層悪くなる。
スノーホワイトは一睡もせずに警備を続けている。なお、もう5日間もラプチャーの襲撃がないとのこと。
その場を仲裁したのはピナだった。
おわりに
以上、【OVER ZONE】の前半のストーリーまとめ記事でした。
最後に、ここのステンドグラスで割れている個所は、大きい場所が「リリーバイス」、小さい場所が「レッドフード」と考えられる。
【OVER ZONE】の後半の記事へのリンクは以下となります。 www.21120903.tokyo