娘の3歳児検診が先日ありました。事前準備を含めて、当日の様子を書いていきます。
事前の書類郵送
検査日の2か月ほど前に注意事項などが記載された用紙が郵送されてきており、家で事前に行っておいて欲しいことなどが書かれていました。家で行うべき項目は以下の通りでした。
- 視力検査
- 聴力検査
- 検査日の朝に尿を採取する
順に詳細を書きます。
視力検査
視力検査でお馴染みの”C”マークが書かれた紙が同封されており、それを壁に貼り付け、穴が開いている方向を答えさせるといったものでした。片方の目を隠す方法は、4つ折りしたティッシュを瞼に貼る等が推奨されておりました。
実際に挑戦してみたところ、娘は新しい遊びかなにかかと思ってくれてか、びっくりするほどスムーズに検査が完了しました。日ごろから、遠くにいる犬を見つけたり、豆粒ほどの飛行機を見つけたりと、視力に関してはあまり心配はありませんでした。
聴力検査
動物や家具が描かれた紙が同封されておりました。それらの名前を少し離れたところから、口元を手で隠してささやき声で娘に伝え、絵の中のどれかを答えさせるといったものでした。
ささやき声がどの程度のものか分からなかったので、自分の中で出せる限界のささやき声でやってみました。こちらも何度かトライはしましたが問題なく検査完了。また、左右の耳の近くで指をこすって、聞こえた方の手をあげさせる。という検査もありましたが、こちらもスムーズに検査完了しました。
当日朝の尿採取
これが一番の悩みの種でした…!トイレで用を足すように出来るようになってきてはいますが、まだおむつは外れていません。そのため、狙ったタイミングでおしっこができるかは正直怪しいところでした。
結果は・・・朝一に無事におしっこをしてくれました!ほんとによかった・・・この調子でおむつ外しも頑張ろー!
検診当日
ここからは検査当日の詳細です。
■保健所に持っていくもの
- 母子健康手帳
- 事前検査のアンケート
- 尿が入った容器
- 歯ブラシ
- 歯磨き用のコップ
- 歯磨きの時に口を拭くタオル
検診へ
受付時間は指定された日付の13時~13時45分でした。当日のスケジュールは大体以下の通り。
- 検査の流れを説明するオリエンテーション
- 保健師さんとの問診
- 身長体重測定
- 歯の検査
- 内科
- 視力検査
- 目の診察
- 歯にフッ素を塗る
- 検査結果を見ながらの個別総評
順に詳細を記載していきます。
検査の流れを説明するオリエンテーション
受け付けを済ませた数人の親子が順次集められ、当日の検査の流れや、3歳~5歳の成長について、子育て関連ダイヤルの説明や、それらに関連した冊子が配られました。
保健士さんとの問診
オリエンテーションの後は、保健士さんとの子供を交えた個別問診です。最初は以下のようなことを子供に問いかけていました。
「保健士さんの質問内容
→娘の回答
「お名前を教えて」
→「やだっ言わない」
「何歳かな?」
→同上・・・嫌な流れです。
保健士さんもそんな流れを察してか、ここから趣旨を変えて、色がついた積み木を出してくれました。
「この積み木は何色かな? 」
→ 5色ぐらいありましたが、全て即答しました。
「お姉さんと同じように積んでみて」
→2つを土台にして、1つを上に乗せるといったものでした。
少し苦労しましたが、同じ形を作れました。
「積み木のお片付けできるかな」
→袋の中にきちんと戻してくれました。
保育士さんの手慣れた感がすごかったです。娘も気分良くなってきたので、ここからまた一問一答形式に。
「今日はどうやって来たのかな?」
→「ぱぱとままときた」
正しくは「車で来た」なので、うまく答えられませんでした
「〇〇ちゃんは男の子かな、女の子かな」
→質問の内容が分からず、答えられませんでした
印象に残っている質問は上記の通りです。他にもさまざまな質問がありました。その後は事前記入したアンケートに従い、親に質問や確認がされました。
身長体重測定
上着とズボンを脱ぎ、パンツ一丁での測定をお願いされました。娘はズボンは素直に脱いでくれましたが、上着を脱ぐのは断固拒否されました。職員の方も協力してくれましたが、意地でも脱いでくれなかったので、仕方なく上着を着たまま体重を測り、そこから服の分300gをマイナスするといった形式が取られました。
歯の検査
先生の方に頭を向けて、口の中に見てもらうといったものでした。これは驚くほどスムーズに行き、虫歯は一切なく、歯並びも問題なかったので先生に褒められ、娘も気を良くしているのが手を取るようにわかりました。
ちなみに私の口の中は、虫歯治療後の銀歯だらけで歯並びも最悪です…(苦笑)歯並びに関しては小さい頃に親に「矯正する?」と聞かれたことがありますが、数十万もの大金を親に払ってもらうのが申し訳なくて断った記憶があります。
ただ、親の立場となった今、子供に必要な事にはいくらお金を使ってもいいといった感情が芽生えているので、「あの時、変なプライドで矯正を断らなければよかったな・・・」と本気で思うことがあります。歯並びが悪いと困る事ってやっぱいろいろあります。笑う時に歯が見えないように意識しちゃったりとか、歯磨きするときに磨き残しが出来ちゃうとか・・・などですかね。余談でした。
内科
大人と同じように、心臓の動きなどを聴診器で確認してもらいました。ここでも「お名前は?」、「いくつかな?」と聞かれましたが、娘は答えられませんでした…。内科の診断結果自体は特に問題ありませんでした。
視力検査
事前に家でも実施済みでしたが、その結果をふまえたうえで当日も行われました普通は指差しで答えるみたいなのですが、うちの娘は「上、下」と口頭で答えます。「右、左」はどっちがどっちかまだ覚えきれていないみたいなので、今回は”C”の形の模型を渡してもらい、「こっちの紙に書かれてる形と同じにしてね」といった形式で検査を行いました。娘は新しい遊びと捉え、ノリノリで検査をしてくれました。熟練の保健士さんってホントに心強いなと思いました。検査結果は両目とも2.0、眼鏡を手放せない私からしたら羨ましい限りです(笑
目の検査
目に光を当て、問題がないかを調べる検査です。目がモノの動きを正常に追いかけられるかなどもチェックしていました。こちらも特に問題なしでした。
歯にフッ素を塗る
事前にフッ素塗布を行うか否かをアンケートで回答しており、私は”行う”に回答したので、それが実施されました。歯磨きが好きなのか、これも特に嫌がらなくスムーズに終わりました。
検査結果を見ながらの個別総評
最後に保健士さんとこの日の総括を話し合いました。娘は緊張がほぐれたのか、このタイミングでは自分の名前と年齢をスラスラと言いました。
また、ここでも簡単な知能テストも行いました。椅子やはさみの絵を見せて、「これはなにをするもの?」と聞く感じです。基本的にはきちんと答えられましたが、椅子に限っては「食べるもの」と答えてしまいました。娘は「(ご飯を)食べる(時に使う)もの」と伝えたかったようです。正解はもちろん「座るもの」でした。
その日の結論としては以下の通りでした。
- 知能は問題ない
- 言葉が少し遅いが様子見できるレベル
- 身長体重を含め、健康上の問題は見当たらない
心配していた言葉の発達はやはりひっかかってしまいました。とはいっても、今すぐ療育に通った方がいいといった事ではなく、「幼稚園に入り、様子を見る形で大丈夫だと思う。4歳になったらこちらから成長の確認の連絡をする」とのことでした。
悩みは尽きませんが、一つの大きな行事が無事に終わりました。全工程で1時間半ほどでした。次の大きな行事は幼稚園入学式かな、頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございました。