こんばんは、Ventoです。
「名探偵ピカチュウ」のハリウッド映画を見てきましたので、今回はその感想を書きます。
見に行ったきっかけと、他の映画候補
普段、映画館での映画鑑賞はほとんどしない私ですが、2019/5/31期限の映画チケットが余っていたので、急遽映画を見てきました。
今回見に行く映画の候補だった作品は以下の通り。
- 劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
- 名探偵コナン 紺青の拳
- 名探偵ピカチュウ
- 貞子
ユーフォニアムはアニメにドハマりしていたのでこの機会に劇場版も見てみたかったのですが・・・上映会場が極端に少なく断念せざるを得ませんでした(車で1時間の距離で、上映は19時~だけとか!)。次点の名探偵コナンも上映時間が合いませんでした。
時間的に都合がよかったのはピカチュウと貞子だったのですが、一人で貞子を見るって気分ではなかったので(というか、あれって何作目の貞子だ・・・?)、結果的に名探偵ピカチュウを見ることになりました。
ちなみに、名探偵ピカチュウに関する事前の知識はほとんどない状態での視聴でした。なんかぬいぐるみみたいなおっさん声のピカチュウがリザードンとポケモンバトルしているシーンに見覚えがあったぐらいです
以下、ストーリーのネタバレは可能な限り抜きで、正直な感想を書きます。
良かったところ
ピカチュウの仕草が可愛い
とにかく、おっさんピカチュウがよく動きよく喋ります。それが可愛くて仕方ありません。
あのフワフワなフェルトみたいな質感も相まって、おっさん声なのにいちいち可愛いのです(笑)眉間にしわを寄せたりと、今までの純粋に可愛いピカチュウからは想像できない表情をたくさん見られます。これだけで視聴の価値ありです。
ファンアートの紹介記事で恐縮ですが、まさにこの表情です。この可愛いのにおっさん臭い顔がピンポイントにハマります(笑
多くの種類のポケモン(声優はアニメのまま)が登場
思ったよりも数多くのポケモンが登場してきました。初っ端からミュウツーが登場してきたのは流石にテンションが上がりました。
もちろん、ピカチュウやミュウツー以外にも数多くのポケモンが登場していきます。全体でみると第1世代のポケモンがかなり多かった印象ですね。カラカラ、ピジョット、コダック、カビゴン、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ、プリンなどなどなど・・・。まぁ第1世代以外のポケモンは私はほとんど知らないのですが(苦笑)
ポケモンの声優はほとんどが日本アニメ版準拠です、これは嬉しかったですね。大谷育江さん、山寺宏一さん、愛河里花子さん、かないみかさん、三木眞一郎さん、林原めぐみさん、うえだゆうじさんなどなどです。
アニメのポケモン好きな人にとってはそれだけで楽しむことが出来ると思います!
ヒロインの女優さんが可愛い
全く知らない女優さんなのですが、とにかく可愛かったです。ハリポタのハーマイオニーみたい感じといえばいいのでしょうか…。普段、洋画をほとんど見ないので、この辺は表現がへたくそ過ぎてすいません(苦笑)
悪かった点
もちろん、悪かった点もいくつかあります。
前半の展開の退屈さ
ストーリーの構成上、仕方ないのでしょうが、前半の展開の退屈さは正直否めませんでした。ピカチュウの登場もそれなりに時間が経ってからなので、油断したら寝てしまうレベルでした。
その分、後半の怒涛の展開は凄く良かったですね。ザ・ハリウッドといった感じで、迫力のあるバトルシーンも楽しむことができます。ストーリーも多少ご都合主義な設定と展開はありましたが、最後はしっかりとまとめてくれました。
主演キャストの吹き替え
よくある芸能人による吹き替え問題ですね。これは賛否両論あるかとは思いますが・・・。
林原めぐみさんや三木眞一郎さんなど、ポケモンに縁がありかつ大ベテランの声優さんもポケモンキャラ以外に脇役で出演されているので、そこで主演キャスト(芸能人)との演技力の大きな差を否が応でも感じてしまい、それが全体の違和感に繋がってしまっていました。宣伝のための芸能人・芸人吹き替え問題はいつまで続くんでしょうがね・・・。
まぁ一個人があーだこーだ言ってどうこうなる問題でもないので、字幕版を見れるほどの英語力をつけたいと思う今日この頃です。
上記の問題に関しては、「吹き替えに好きな俳優さんが出てる」とかだったらむしろプラスポイントになるのかもしれませんね。
終わりに
私にとってはブロリー以来の令和初の映画でしたが、「想像していたよりは楽しめた」というのが正直な所ですね。
ちなみに、映画の半券をポケモンセンターにもっていくと、「しわしわのピカチュウステッカー」がもらえるとの事で、これは是非ゲットしに行きたいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!

- アーティスト:オリジナル・サウンドトラック
- 発売日: 2019/05/29
- メディア: CD