本記事は、『勝利の女神:NIKKE』の考察記事です。
ハーフアニバーサリーと1stアニバーサリーでメインを飾った伝説のゴッデス部隊を、各キャラごとに詳細にまとめていきます。
ところどころ考察も入れていきますが、基本的にはストーリ内で語られた「事実」を中心に書き記していきます。
なお、イベントストーリーとメインストーリーを読み返しながら書いているので、徐々に追記していきます。
ゴッデス部隊の共通事項
- 人間だった頃の記憶が残っている
- 「適合者」とも呼ばれる(自我が強く、固有の能力を発想できる)
- フェアリーテールモデルと呼ばれるニケから構成される
フェアリーテールモデルの元ネタ
フェアリーテールはfairy tale、つまりはおとぎ話のこと。
- レッドフード・・・赤ずきん
- スノーホワイト・・・白雪姫
- ラプンツェル・・・髪長姫(日本だと、塔の上のラプンツェルが有名)
- ドロシー・・・オズの魔法使い(家に帰りたい少女の話)
- 紅蓮・・・薔花紅蓮伝(韓国童話)
- 紅蓮姉(名前未出だがおそらくは薔花(そうか))・・・同上(紅蓮姉はゴッデスではないが参考までに。)
- リリーバイス(リリス)・・・ヘンゼルとグレーテル??失楽園?
- シンデレラ・・・灰かぶり姫
紅蓮(英語名:Scarlet)だけがジャンルが違うのは、紅蓮は元々は量産型で、量産型の中で強くなった特異モデルなためか。
リリーバイスもフェアリーテイルモデルとは少し違う立ち位置。
以下はフェアリーテールモデルの型番一覧
0番・・・リリス
フェアリーテールモデル1番・・・欠番(イブ?アリス?)
フェアリーテールモデル2番・・・ドロシー
フェアリーテールモデル3番・・・ラプンツェル
フェアリーテールモデル4番・・・スノーホワイト
フェアリーテールモデル5番・・・レッドフード
フェアリーテールモデル6番・・・(おそらく)シンデレラ
フェアリーテールモデル7番・・・Re :DASHのイベント中に大破(名前などは一切の詳細不明)
フェアリーテールモデル8番・・・同上
6番目移行は「第2世代のフェアリーテールモデル」と呼ばれている。
ゴッデス部隊の人間だった頃の特徴
- リリーバイス・・・元最年少エースパイロット
- ラプンツェル・・・次期教皇
- ドロシー・・・有名な政治家のご令嬢
- スノーホワイト・・・兵器開発の天才
- 紅蓮・・・剣術の才能があった
- レッドフード・・・裏通りのチンピラ出身
ゴッデス部隊が埋めたタイムカプセルについて
OverZoneで、過去にゴッデス部隊が埋めたタイムカプセルをスノーホワイトが掘り起こすシーンが有る。
初出の時はどれが誰のメッセージかは確定まではしていなかったが、これまでの情報を総合すると以下の組み合わせでほぼ間違いないと思われる。
『戦争が終わり、みんなが生き残れますように』・・・ラプンツェル
『役目を果たし終えた日、紅き花と共に参ろう』・・・紅蓮
『私たちの名前が有名になる日が来ますように』・・・ドロシー
『故郷のご飯を食べて、お酒を飲みたい』・・・レッドフード
『勝利する』・・・ゴッデス部隊指揮官
『お姉ちゃん(リリスのこと)が無事でありますように』・・・スノーホワイト(ロリver)
『私たちが人類を救えますように』・・・リリーバイス
ゴッデス部隊の強さランク
各キャラの会話などからの推測です。
リリス=シンデレラ>>>レッドフード>ドロシー>紅蓮>ラプンツェル=スノーホワイト(ロリver)
メインストーリーの時系列では、以下に変わっている模様。
紅蓮(飲んだくれver)>ドロシー(闇落ち)=スノーホワイト>ラプンチェル
(リリスは故人、レッフーは睡眠中。シンデレラはヘレティックのアナキオールに変化)
NIKKEの時系列
100年前・・・ラプチャー侵攻開始
・ここのタイミングで、アークのAIであるエニック(姉)とインク(妹)作られる
98年前・・・戦争にゴッデス部隊投入
96年前・・・RED ASHのStory1「軌道エレベーターをダッシュし、宇宙を目指す」(エリシオン量産型ニケ投入)
・レッドフードが行方不明になり、リリーバイスが死亡、ゴッデス指揮官が消息不明になる。
・リリスの死をきっかけに、スノホワが思考転換(少女verから大人verになる)
・紅蓮が飲んだくれverになる(原因不明)
・OVER ZONEの「アークガーディアン作戦」決行(紅蓮が戦い始めてから約5年後)
・ドロシー、スノーホワイト、ラプンツェル、紅蓮が地上に取り残される
・リリーバイスの頭部が何者かに持ち去られる。スノーホワイトが思考転換する。
~
~
・第1次地上奪還作戦
・RED ASHの30年後にレッドフードが眠りから目覚める
40年前・・・第2次地上奪還作戦 ヨハンが勝利を治める
30年前・・・ゴッデスフォール事件(NIKKE200人が死亡し、NIKKEの人権が見直されるようになったきっかけ)
現代・・・CHAPTER.0のマリアンのシーンから始まる
参考だが、上記のインタビュー記事で運営プロデューサーが以下のように答えているが、流石にこれは誤字か何かの間違いであると考える。(100年ではなく100日か?)
リード・ルー氏:今回行なわれるアニバーサリーのイベント内容は「OVER ZONE」の100年前の話になります。
各キャラの特徴
リリーバイス
人類最初のNIKKE。階級は少佐。名前の由来はリリーバイスという白い花から。
ゴッデス部隊の他のメンバーからは「リリス」と呼ばれている。
ゴッデス指揮官とは恋仲であったことがスノーホワイトによって語られている。
他のゴッデス部隊員と比べてもその戦闘力は段違いで、素手でラプチャーを一刀両断する。
OverZoneで語られた「アークガーディアン作戦」の直前に何らかの理由で死亡する。
Re:DASHで死期(活動限界?機能停止?)が近いことが匂わされる。
理由としては、「超短期型」として作られているため、すでに限界が近いことがRe:DASHの後半で語られた。
OVER ZONEの冒頭で死亡したことが語られるが、直接的な死因は現段階では語られていない。
死後、遺体は「紅蓮が滑らかな石を切って作った棺」の中にスノーホワイトらによって保管されていたが、何者かの手によって頭部だけ持ち去られてしまう。(この事実を知っているのは、公式で明かされた限りはスノーホワイトのみ)
ドロシーの生前のリリスに対する印象は以下の通り。
- 一言で表現するのは難しい方。強くありながらも弱く、ちゃんとしているようでだらしなかったり、残酷でありながら慈悲深く、冷酷なようで温かい・・・とても人間的な方でした。(また、「料理上手」でもあった)
スノーホワイトから見た生前のリリスの印象は「純粋で、強くて、愛らしい」
メインストーリーでのラスボスの立ち位置となるラプチャーのクイーンの名前は「リリス」
公式ではまだ確定はしていないが、ミスリードなどがなければ「リリーバイス=現代のクイーンのリリス」となる。
日本語のCVは"ゆかりん"こと田村ゆかりさん。
ゴッデス部隊の指揮官
ゴッデス部隊を指揮する指揮官。通称、「伝説の指揮官」。
上述の通り、ゴッデス指揮官とリリーバイスは「お互いを愛おしく思い合っていた」(スノーホワイト談)
OverZoneの「アークガーディアン作戦」の時点ではすでに行方不明で、死亡はしていないようだがアークに搬送されたという情報も出てきてはいない。
確認できる限りは、伝説の指揮官の現状について語られたシーンはオスワルドとラプンツェルの以下のやり取りのみ。
また、封鎖されたアークの入口付近の草原に「指揮官の認識票」がなぜか落ちていて、スノーホワイトが拾い、リリーバイスの棺に収めた。
日本語の声優は杉田智和さん。アンダーソンの声優も同じであることから、「伝説の指揮官=アンダーソン」の説が変わらず根強い。ただ、リリーバイスの頃から80年近く経っているため、その辺の年月の差を埋める根拠は出てきていないため、子孫かクローンという説が今現在は濃厚である。
ただ、最新のストーリーでアンダーソンがドロシーのことを知っている描写があったことから、やはり何らかの方法で生きながらえている「本人」の説も有力になってきている。
参考までにOverZoneのイベントは少なくとも本編から遡って80年ほど前の話。
OZの後日譚(HARD MODE)はOZ本編から50年後の話。(ラピたちが出てくるメインストーリーはそこから更に30年ほど後と考えられる)
ドロシー
リリーバイスの次にゴッデス部隊の一員になった。
リリスにリーダー代行を任せられたこともあり、リリス亡き後もゴッデス部隊のリーダー代行を務める。高貴なお嬢様といった立ち位置で、最初は人間の死体には慣れていなかった。
OVER ZONEの「アークガーディアン作戦」の中でピナ(プロダクト23)という名前の量産型のNIKKEと信頼関係を築いたが、彼女の死をきっかけにドロシーも大きく変わってしまう(ただ、思考転換まではいかなかった模様)
具体的には、すでに存在しないピナがドロシーには見えていて会話もできる状態、いわゆるイマジナリーフレンド。その後、ピナが存在しないことを認知し、一人で生きていくことを誓うが、同時に自分たちを裏切った人間とアークへの恨みが爆発し、ドロシーの性格を負の方向に歪めてしまう結果となる。
[メインストーリーでのドロシーについてはここに別途追記していく。]
ドロシーの理想像(人間のときの強い思い)は「生き残りたかった。」
ピンク色のものが好き。
ラプンツェル
ドロシーの次にゴッデス部隊に加入した。次期教皇候補だった人物。
レッドフードのことを誰よりも慕っていた。
人間だった頃の様子などを深掘りされるシーンは今のところはない。しいていうなら、レッドフードに「元教皇候補だったからか、常に何かに縛られているように見える。もっと自由になれ」といったことを言われ、エロ本などを渡される。それがきっかけでラプンツェルの本能が刺激され、性癖が大きく歪んだ。
人間のときの理想像は「できるだけ元気な姿で家に帰りたい」
スノーホワイト
4番目にゴッデス部隊に加入した。
使用武器はセブンスドワーフ(七人の小人)。
昔は小さい子供のような見た目で、主に武器の整備担当を行っていた。リリスのことをお姉ちゃんと慕い、レッドフードとも特に仲が良かった。
OVER ZONEの「アークガーディアン作戦」の前にリリーバイスが亡くなったときに思考転換がおこなわれ、リリーバイスの顔と名前も含めて昔のことは全てを忘れ、スノーホワイトの話し方と性格が変化した。(おそらくは見た目もか)
それまでは対艦ライフルを使っていなかったが(レッドフードの武器と相性が良かったため、彼女を思い出すのが辛いから)、思考転換後はまた対艦ライフルを使い始める。
更に、「アークガーディアン作戦」後にリリスの頭が無くなっていることを見たときに思考転換が起こり、「リリーバイスの頭」を探し出すことが人生の目的になった。
[メインストーリーでのスノホワについてはここに別途追記していく。]
レッドフード
Over Zoneのときはすでに死亡していて未登場だった。
・・・が、実際には自らの死に場所を探すため、ゴッデス部隊から脱退しただけだったので、ドロシーは「行方不明」と言っていたが、ラプンツェルは「死んだ」と言っていた。ここに関しては、ラプンツェルもレッフーが直接死んだところは確認していないが、"侵食"のことを知りすぎたが故に「もう生きているはずがない」と思い込み、「死んだ」と言ったように考えられる。
OVER ZONEで各キャラによって語られたレッドフードの印象は以下の通り。
- 洋楽が好きで陽気に歌う
- アダルト雑誌が好き
- アダルト雑誌で、うぶだった頃のラプンツェルをからかう
- ラプンツェルの想い人
- アークガーディアン作戦の前にコードネーム・ウルトラとの戦闘で浸食を受けてる
ゴッデスレポートとOZの情報を総合すると、レッドフードが退場するまでは以下の時系列になる。
- コードネーム:ウルトラと交戦し、レッドフードが侵食される
- 「Red」のイベントの後編でレッドフードが、侵食を理由にゴッデスを離れる(中央政府には"死亡"と伝える)
- アークガーディアン作戦実行
- 72%達成時点でレポートが途切れる
- リリーバイスが死亡
- アークガーディアン作戦が終了(Over Zoneイベント)、ドロシー達が地上に取り残される
ここからはRed Ashのイベントで分かったこと。
武装はウルフズベイン。
レッドフードは騒がしくて古臭い場所から出てきた田舎者。裏通りで不良をやっていて、事故で死ぬ直前で「適合者」であることが分かる。
侵食がもう治らないことを悟り、「仲間たちに迷惑をかけるぐらいなら」と、お互いの本音をぶつけないままゴッデス部隊を離れて、一人で故郷で死ぬことを選ぶ。
故郷に向かう途中、ヒッチハイクのような形でオスワルドの車に乗り、途中に居合わせた市民をラプチャーの手から守る。そこでフリージアと呼ぶ少女に出会う。
レッドフードはオスワルドやフリージアの言葉を聞き、自分の考えを改め、ゴッデス部隊に正式に別れを言いに行くことを決意する。
アナキオール(元・シンデレラ)との交戦で窮地に陥っているゴッデス部隊と合流し、アナきオールの撃破に成功する。その後、スノーホワイト、ドロシー、紅蓮、ラプンツェルに正式に別れを告げ、故郷に戻る。
途中、廃屋で寝て目が覚めたら30年が経過していた。
廃屋の外でラプチャーと戦う量産機を助けた、その量産機の名前が「ラピ」とわかるところでRe:DASHのイベントが終わる。
ここのレッドフードとラピの出会いが、後のラピへの能力の継承に繋がると考えられるが、詳細は現時点でも不明。今後のゴッデスイベントかメインストーリーで語られるか、ユーザーに考察を丸投げにするパターンのどちらであるかは注目したいところ。
なお、レッドフードの能力を使ったとき、ラピの頭には以下の言葉が流れ続ける。
「アークを破壊せよ」
生前のレッドフードからは考えられない言葉のため、ここの真意も早く知りたいところ。
紅蓮
昔は姉と二人で戦っていたが、その姉が刀だけを遺して亡くなった。
その後にリリス、ドロシー、レッドフード、ラプンツェル、スノーホワイトと出会い、ゴッデス部隊の一員となる。
なお、入隊の際にリリスに啖呵を切ったが、一撃のもとに屠られた。
刀の名前は「花無十日紅」=「花に十日の紅無し(はなに とおかの くれない なし)」、韓国語ではファムシビロン。
ファムシビロンは韓国のことわざで、意味は以下の通り。
- 花が紅く咲いているのは、せいぜい10日くらい
- 人気というものは本当にはかないものだ、権力の虚しさ
Re:DASHのときはとにかく好戦的な性格であったが、OVER ZONEでは酒に溺れるサラリーマンのような性格に変化。
おそらくは思考転換が挟まれているように見えるが、今のところは公式ではその経緯は語られていない。
なお、OverZoneイベントの時点で、戦い始めてから5年程とのこと。
紅蓮曰く「ラプチャーは銃に対してはすごい速度で進化していくが、剣に対しての進化をしようとしない。理由としては剣を使うものは私しかいないからだ。だが、私は進化を続けている、それが今の戦力差につながっている。」とのこと。
全てが終わった後にやりたいことは「酒を自分で造る。農業をやってみたい。」
シンデレラ
本来であれば、ゴッデス部隊の一員になるはずだった第2世代のフェアリーテールモデル。専用武装は「ガラスの靴」
リリス曰く、「単純なスペックだけなら、第一世代フェアリーテールモデルを圧倒できる」とのこと。更には「私(リリス)よりも強いかも」とも。もちろん、「強さはスペックだけで決まることがない」といった前提の上での話。
リリスたちと合流する前に侵食を受け、ゴッデス部隊に牙を剥く形になる。
ヘレティックと化した今の名前は「アナキオール」
Re:DASHの後半で、レッドフード、ドロシー、ラプンツェル、紅蓮、スノーホワイトと戦い、敗北する。(リリスと指揮官は別行動中だった)
おわりに
以上、ゴッデス部隊のまとめでした。
次回の記事ではオスワルド(トーカティブ?)やフリージア(ラピの人間のときの姿?)などの重要人物に関してもまとめていければと思います。