StayHomeの一環として、『このマンガがすごい!2018』の オトコ編第1位にも選ばれていた「約束のネバーランド」のアニメ1期を今さらながらに一気見しました。今回はその感想と紹介記事です。
「約束のネバーランド」とは
ジャンプ作品です。ダークファンタジー系ですね。2016年35号から連載がスタートし、今も連載中です。
アニメの放送年月
2019年1月から3月にフジテレビのノイタミナ枠で放送されました。
ノイタミナ枠については上記記事内で詳しく語っていますが、「Animation(アニメーション)」を逆から読んで「noitamina(ノイタミナ)」となります。
ノイタミナ枠としては以下の作品などが有名ですね。
- ハチミツとクローバー
- のだめカンタービレ
- もやしもん
- 図書館戦争
- 四畳半神話大系
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
- 銀の匙
- 東京マグニチュード8.0
出演声優
キャラ名 | 声優 |
---|---|
エマ | 諸星すみれ |
ノーマン | 内田真礼 |
レイ | 伊瀬茉莉也 |
コニー | 小澤亜李 |
ギルダ | Lynn |
アンナ | 茅野愛衣 |
ナット | 石上静香 |
コニー | 小澤亜李 |
レスリー | 小林沙苗 |
主人公の諸星すみれさんは、個人的にはグラブルのリルルで知って、今だと聖剣伝説3 TRIALS of MANA(リメイク版)のシャルロットで有名ですね。今作も含め、幼い子供役が多い声優さんです。
声優としての知名度は抜群の内田真礼(うちだ まあや)さんの演技を私が意識して聞いたのは何気にこの作品が初めてでした。意外と低い声を出されていることにまずは驚きました。正直言うと、けものフレンズのかばんちゃんや、μ'sとして有名な内田彩(うちだ あや)さんとごっちゃになっていました(苦笑
そして今更気づきましたが、石上静香さんって本当に色んな作品に出られているのですね・・・ダンベル何キロ持てる?のイベント「マッスルカーニバル」でそのお姿を初めて拝見しましたが、そのときは食戟のソーマの肉魅役ぐらいにしか認識できていませんでした。。。今になってすごい後悔・・・!
番組を実際に見ての感想
個人的にまず感じた点としては「"進撃の巨人"のスケールが小さいバージョン」といったところですかね・・・。
大まかに言うと、「時間制限がある中、子どもたちと一緒に閉ざされた空間からいかにして逃げ出すか、しかし逃げ出した先にも強大な存在が待ち構えている。」といった感じです。
良かった点
- 不気味な世界観の表現
- 1話1話の終わり方の描写が上手い、続きを見たくなる
- 13話の中で物語をしっかりとまとめている
不気味な世界観の表現
ストーリーの都合上、決して明るくない世界観です。
全体的な色合いや、BGMもその世界観に非常にマッチしていて、閲覧中はアニメの世界に引き込まれました。
1話1話の終わり方の描写が上手い
1話1話の締め方はとても上手いです。
毎回続きが気になる終わり方をするので、もしリアルタイムで見ていたとしたら続きが1週間気になってしょうがなかったかと思います。
私はAmazonPrimeで一気観してしまったので、なんか若干損した気分になりました(苦笑
13話の中で物語をしっかりとまとめている
13話という限られた話数の中で、物語をしっかりとまとめていました。
言い方を変えれば2期製作を大前提とした作り方ですね。ただ、1期だけの視聴でもそれなりに満足できるかと思います。
逆に、2期以降はどういう展開になるのかが楽しみなような不安なような・・・。1期はママとの頭脳戦が多く繰り広げられたため、2期で鬼とのただの戦闘ストーリーものになったらさすがに視聴を辞めるかもしれません(苦笑
ちなみに第2期は2021年1月から放送予定とのことです。
悪かった点
- ママの監視能力の設定がいまいち
- ノーマンの生死の描写がいまいち
ママの監視能力の設定がいまいち
例えば、「発信機はあるが、場所が分かるだけで個人は特定できない」、「盗聴器はないので脱獄の相談はそれなりにし放題」とかの設定ですね。
絶対に脱獄をされない自信があるゆえでの設定だったりするのかもしれませんが・・・。
私はアニメを1回見た程度のにわか知識なので、漫画などでその辺りの設定がもししっかりしていたらすいません。。。
ノーマンの生死の描写がいまいち
割と重要なシーンでノーマンが戦線離脱し、主要キャラからは一応「死んだ」体で物語が進んでいますが、あれって間違いなく生存していますよね・・・?
なのに、主人公たちの前に思念体みたいな存在で現れたりもして、正直な所、「しっかりとした生存フラグとして描きたかったのか」、「生存か死亡かを迷わせる描写にしたかったのか」のどちらなのかがいまいち謎でした。
2期ではしれっと再登場してくるのかな、まぁ他の作品とかだとこういうシチュエーションになると大体「敵」としての再登場となる気もしますが、はてさて。。。
マジで死亡していたらそれはそれでびっくりする。
こんな人にお勧め
- 進撃の巨人のような世界観の作品が好き
- 先の展開が気になる作品を見たい人
- ド派手なバトルよりも、頭脳戦のような戦いが好きな人
個人的な評価
★★★☆☆
時間がある人には見て欲しいが、無理して見るほどでもない。
色々書いてきましたが、ジャンプ作品+『このマンガがすごい!2018』受賞作なので、普通に面白いですよ!
最後までお読みいただき有難うございました!