2020年の7月頃から、原因不明の蕁麻疹に悩まされていました。今回はそれに関しての話です。
これまでの私と蕁麻疹との付き合い
過去記事で語っていますが、私は3年ほど前に『コリン性蕁麻疹』という、自分自身の汗が原因で発疹する特殊な蕁麻疹に悩まされていました。
詳しくは上記記事で語っています。
コリン性蕁麻疹を発症した2017年の冬はそれこそ地獄のような毎日を送っていましたが、それ以降は今日に至るまで症状は再発していませんでした。
3年振りの蕁麻疹の発症
2020年7月3日の夜、それは前触れもなく突然やってきました。
膝付近に違和感を感じ、見てみたところ・・・
※画像注意。大したことのない画像ですが、蕁麻疹の出来始めの画像を以下に貼り付けています。閲覧の際はお気をつけ下さい。
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太ももの内側にこのような蕁麻疹が発疹していました。ぱっと見は蚊に刺された後の状態ですが、その数が異常です。
この先の状態の画像を貼るのはさすがに控えますが、この独立した虫刺されのような発疹が時間を追うごとに肥大化していき、それぞれが合体して、最終的には手のひらサイズの蕁麻疹に膨れ上がりました。
これは異常な状態に感じましたが、2時間もしたらきれいさっぱりに跡すらも無くなったのであまり気にしないようにしました。(現実逃避しただけとも言えます)
また、意外にも痒みや痛みはほとんどありませんでした。
毎日繰り返される謎の蕁麻疹
次の日も、その次の日も夕食後の就寝前に上記と同じような蕁麻疹が発疹しました。
そして、ある時期からは仕事中の昼間にさえ蕁麻疹が発疹するようになりました。
発疹する箇所は毎回ランダムで大体は以下のいずれかでした。同時に複数個所が発疹することもよくありました。
- 足の付け根
- 手首の内側
- 二の腕
- 太ももの内側・外側
- 脇と胸の間
- 腰(トランクスのゴムが接触する部分)
- 足首(靴下のゴムが接触する部分)
- 胸
- 背中
- 首の前・後ろ
- 足の甲
不幸中の幸いか、2か月の間で顔面に発疹することはありませんでした。また、頭皮や手の甲も発疹は確認できませんでした。
症状としては共通して、痛みや痒みはそこまでではなく、皮膚が熱を持っていたりでいつもより違和感がある程度 でした。
ただ、そのなんとも言えない”皮膚の違和感”が気持ち悪かったため、夜は早く寝るように心がけていました。ブログ更新どころではありませんでした。
原因を探る日々
仕事の都合で皮膚科にはすぐには行けなかったので、まずは自分で原因を探ってみました。
調べて得た知識の一つとして、蕁麻疹は大きく分けて2つに分類することができ、1ヵ月以内に治る場合を「急性蕁麻疹」、1ヵ月以上続くものは「慢性蕁麻疹」と呼ばれています。
蕁麻疹の原因は様々ですが、そのほとんどが原因不明との事です。(その部分は「ストレスが原因」とも言われます)
そんな中でも分かりやすい原因として、食物アレルギーによる発疹があります。特定の食材を食べた数時間後に蕁麻疹が発疹してくる症状です。
食物アレルギーの蕁麻疹を疑う
まずは上述の「食物アレルギー」を疑いました。
私自身、これまでは特定の食物アレルギーなどは持っていなかったので、心当たりは一切ない状態でした。そんな中でも普段食しているものの中で、ネットの情報でも発症事例があり、原因として疑った食材は以下の通り。
- プロテイン(タンパク質)
- しらす
- 生卵
- コーヒー
- 牛乳
- ヨーグルト
それぞれの食材をある程度の日数食べないようにしたのですが、結果としては、いずれも該当しませんでした。食べてない期間でも容赦なく蕁麻疹が発疹してきました。
自分自身の汗を疑う
次に疑ったのは『自分自身の汗』でした。
結果的に、以前に発症したコリン性蕁麻疹の再発を疑う形になるのですが、今回の症状はコリン性蕁麻疹のそれとは明らかに異なります。(コリン性蕁麻疹は3mmほどの蕁麻疹が一気にブワーッと大量に発疹し、強烈な痛痒さが襲ってくる。その中で、蕁麻疹同士がくっついたりすることなどは基本的にはない)
ただ、ジムに行った日の夜なんかは発疹の程度が激しかった気もしたので、体温の上昇や汗がトリガーになっている可能性は捨てきれませんでした。
しかしながら、こちらの線も明確な原因を掴むまでには至りませんでした。
発症から2か月後、皮膚科に行く
そんな毎日を2か月程過ごした後、9月のある日、仕事の休みを取ってようやく皮膚科に行くことが出来ました。
皮膚科では、30秒ほどの問診の後、医者にこれまでの蕁麻疹の状態の写真を見せて言われたことは以下の通り。
- 2か月続いているという事は慢性蕁麻疹になっている
- 今後は適度な運動を心掛ける
- アルコールは出来るだけ控える
- 湯船につかるのを控えるか、お風呂の温度を下げる
- 処方する薬を夕食後に1錠飲む、蕁麻疹が辛かったら2錠飲んでもいい
- 薬が無くなってもまだ続いていたらまた受診にきて
- 薬が残っていてもあまりにも辛い場合は再受診して大丈夫
・・・まぁ、一般的な蕁麻疹への対応方法を教えてくれて、蕁麻疹用の薬を処方されて終わりました。(運動はジムに通っている、アルコールはここ1年ほぼ飲んでいない、お風呂もほぼほぼシャワーにしている)
ただ、「皮膚科に診てもらう」という行為はやはり大事なようで、皮膚科に行く前日から蕁麻疹が急に出なくなり(心の安静?)、薬を飲み始めてから1週間ほど経ちましたが今のところは蕁麻疹は出ていません(薬の効果?)。
ちなみに処方された薬は『レボセリジン塩酸塩錠5mg「武田テバ」』といった名称のジェネリック医薬品です。花粉症によるアレルギー鼻炎の際も処方される薬みたいですね。副作用としては「眠気を誘う」とのことです。実際に飲んでみても、体感ではそこまで分からなかったのですが、これを飲んだ状態で娘の寝かしつけをするとヤバいですね・・・。
まず確実に私も寝落ちてしまい、0時ごろに目を覚ますも、体を起こすことも出来ずにそのまま朝まで再度寝てしまいます。連日、まさかの睡眠時間10時間です。これはちょっと薬の効果に抗わないとな・・・。
おわりに
以上、最近発症した原因不明の蕁麻疹についてのお話でした。
このまま薬の効果?で蕁麻疹を抑えこむ事が出ればよいのですが、まだまだ不安も残っています。
ちなみに、薬を60日分も一気に処方されたので、受け取る時に薬剤師さんに「60錠も処方されていますが、大丈夫ですか?どうかされました?」と変に心配されてしまいました(苦笑)「”蕁麻疹が60日以上続いてる”と伝えたからですかね・・・」と言ったら納得していただけましたが。
これ、なんとなく、、60錠一気に飲んだら絶対にヤバいやつだよね・・・(絶対にしませんが)
ブログの更新について
上述の通りに20時には夜は寝てしまう事が多いので、ブログ更新もままならない状態が続くかと思いますが、無理ないペースでこの先もやっていければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。現在進行形で蕁麻疹に悩んでいる方の参考になれたら幸いです。