『神様になった日』の第2話:「調べの日」の考察を書いていきます。
なお、最新話までのあらすじと考察は下記の記事で随時更新しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
2話で得られた情報
主人公(成神 陽太)について
伊座並 杏子と同じ、八幡大学(漢字は作品内の赤本より)を目指している。
伊座並とは小さい頃から一緒で、ずっと幼馴染のような感覚でいた。(BBQを家族通しでやるほどの付き合い)
中学生ぐらいの頃から、伊座並のことを異性として意識するようになった。自覚していないだけで、伊座並が初恋の相手だった。
伊座並と夏休みに図書館で勉強する流れは、陽太の方から作った。
部屋着は「バスケットボールがゴールに入った瞬間」の柄、ただ、隕石が太陽に衝突しているように見えなくもない。
JANSEN(背番号23)のユニフォームが部屋に飾られている。
2話での印象的なセリフ
「レベルが高いやつはね、もう伸びしろがないんだ、こいつの伸びしろはねぇ・・・果てしないのさっ!、だからこそ成長を体験するゲーム、RPGなのさっ!!」
佐藤 ひな
本人曰く、「佐藤 ひな」は、日本で一番多い名字と、今世紀名付けランキング一位の名前。
成神の家族の名前を聞いた時に、あまりのネームバリューの大きさに「こっちは自称なんだよー!」と自虐する。ただしすぐに立ち直り、「じゃがワシは名実ともに神じゃ。せいぜい名前負けせぬよう、精進するんじゃな」と言い放つ。
神には保護者がいないため、過去に良い思い出はないとのこと。
ひなが知らなかったこと
- テレビのリモコンの操作の方法
- 人間の晩餐
- 成神 空のことを知らない
- ゲーム機の遊び方(存在はしっていた模様)
ひなが知っていたこと
- 勇者や国王の存在(レベルが高いやつがふさわしいと言及)
- 成神 空の負傷を予知
- 脚本、作曲
2話での印象的なセリフ
「4,580円もしたのに!!」(「よせっ、580円もしたのに!」と言っているように聞こえるが、ネトフリの字幕では4,580円)
「ひくわ!!」(前作『Charlotte』のヒロイン、友利奈緒の口癖「引くな!!」のパロ、声優は同じく佐倉綾音)
成神 時子(陽太の母)
佐藤ひなの名前を知らなかった。
本人に聞くも、「おーでぃん」を名字と勘違いしている模様、つまり、母の中での佐藤 ひなの名前はおーでぃん ひなになっている。
ひなのことは「遠い親戚の子」と陽太には教える。
成神 時子という名前に対し、ひな曰く「いーやぁ!時間まで支配したー!」
成神 大地(陽太の父)
ひなが宿泊することに対し、二つ返事でオーケーを出した。
「うん、しばらくうちに泊まってもらおう」
「親戚の子が頼ってきてるんだ、当然だろ。」
「落ち着け、陽太。こっちから変な詮索はしてあげるな」
また、成神家は代々、「自分の子供に神っぽい名前をつける家系」とのこと。
娘と息子の茶番に超付き合ってくれる良い親父さん。というか、麻枝准さんの作品で「主人公の父親」がここまで物語に関わってくるのは珍しい気がする(そもそも父親自体が登場しないことも多い)
成神 大地という名前に対し、ひな曰く「うわーっ!大地まで支配しやがったー!」
成神 空(なるかみ そら) 陽太の妹
幼い頃は、陽太と伊座並とよく一緒に遊んでいた。
今は夏休みに部活(映研)の課題として、自主映画を撮ろうとしている。
陽太いわく、「いつもローテンションだが映画を撮る時は人が変わっていた」
私服に書かれている文字は「First Penguin」
成神 空という名前に対し、ひな曰く「天空の神じゃねぇか!!」
2話での印象的なセリフ
「え、なにこいつ、なんでこんな格好してるの。」
「賞が取れるかもしれないし!!」
伊座並 杏子について
幼い頃(小学生低学年ぐらい?)に母親を病気でなくして以来、内向的な性格になり、陽太の後ろに常に隠れているような子になった。今も父子家庭かはまだ不明。家は豪邸。
ひな曰く、音楽の趣味は、映画が好きで映画のサントラを聞いている。また、夢は映画の音響監督。心理学科を目指していて、図書室では「音の心理学 著:藤島夏子」を勉強している。
家にはピアノがある。陽太が家に来るのは「すごく珍しい」とのこと。
2話での印象的なセリフ
「お父さんは暇なの?」
OPについて
2話からオープニングの映像が解禁となりました。
詳細な考察はいずれしたいと思いますが、ひとまず気になったところを箇条書きで書いておきます。
- 佐藤ひなと成神陽太が背中合わせ(ひなが現れ、陽太が現れ、ひなが消えていく)
- 赤いコントローラーのゲームをプレイ
- バスケのシュートを放つシーン
- 一眼レフのシャッターを切るシーン
- 川で冷やされたスイカ
- みんなで映像作品を撮影しているシーン
- ハッカーの少年「鈴木 央人(すずき ひろと)」が、こちらに視線を送る
- 上記シーンの直後、陽太、伊座並が何かに気づき振り向く
- 陽太がベッドで目覚めるシーン
- 水槽の中の金魚のアップ
- 祭りで花火を見上げるシーン(他のキャラが消え、ひなだけが取り残される)
- ゲーム機本体と、コントローラーの描写でOP終了
気になる歌詞
この世界が終わる日には あの旋律を口ずさんだ
2話時点での伏線や疑問点
タイトルロゴについて
神様になった日 -The Day I Became a God (金魚のアイコン)-
ロゴをよく見てみると、最後の『日』の文字が崩壊を起こしている。
ふと思ったのですが、佐藤 ひなって、漢字にすると「佐藤 日無」とかになったりするのかな。最初は「佐藤 陽奈」とかで、陽太になにか関係があるのかとも思っていましたが・・・。
陽太の両親のひなに対する会話
父「本当にこんな日が来るなんてなぁ」
母「でも、可愛い子よ。大歓迎だわ。」
父「そうだな。出来る限りのことはしてあげよう。」
過去に誰かに予言されていた説がやはり濃厚か?
伊座並はなぜ陽太からの告白を断った?
1話では伊座並は陽太からの告白を断ったわけですが、2話を見る限りは絶対に陽太のことを好きですよね・・・。
で、2話の映画撮影のシーンでは伊座並はそれぞれ以下のように言っていました。
「え、今日はもう帰りたいのだけれど」
「私、帰ってもいい?」
「勉強もせずに余裕なのね、羨ましい」
以上の情報を頭に入れた上で、1話の告白のシーンをもう一度聞いてみると・・・
陽太「す・・・す、す・・・付き合ってください!!(届け、僕のこのおもっ」
伊座並「ごめんなさい」
・・・あ、これ、「付き合ってください」の意味を伊座並さんが取り違えているだけだわ。
つまり、イザナミさんの中では以下のようなやりとりになっていたのかと・・・。
陽太「この後少し用事につきあってください」
伊座並「勉強があるから今日はごめんなさい」
解決!!多分・・・。
金魚の意味
1話でもタイトルロゴに存在が確認されていた「金魚」ですが、2話で一気に登場頻度が増えました。
- タイトルのロゴ
- OP映像の中で金魚がアップで映る
- 2話のスイカを食べるシーンの直前で、金魚の柄の風鈴が映る
- ED映像で、金魚のデータが電子空間を泳いでいる。
で、EDの歌詞を見てみると、
水と希望だけを詰めて 少年から旅立つ
・・・あ、これ、主人公が金魚に転生する、もしくはひなの正体は金魚なパターンだな。(割とマジな意見
麻枝准さんの某作品では主人公がカラスに転生している前例がありますからね・・・。そういえば、あのカラスの名前も「そら」か。さすがに陽太の妹とはなんの関係もないだろうけど。
脚本の元ネタについて
- アルマゲドン(小惑星が地球に衝突してしまう!)
- ロッキー(イーザナーミィさーん!!)
- シザーハンズ
- シン・ゴジラ(妹の部屋のポスター『シン・カッパ』の元ネタ)
- 全速坂(全力坂のパロ)
あと、ANGEL(ピンクの髪の少女が見えるが詳細不明)というポスターも確認できる。
ひな曰く、「脚本は神がかり的な出来。」
この脚本の展開も今後の伏線になるのか、ただのお遊びなのか・・・判断難しいところですね。
イザナミさんに捧げた曲について
笹林楽器店で作曲・練習した曲です。(ちなみに、楽器店の店主は浜ちゃんの息子さんの「ハマ・オカモト」さんをモデルにしている模様)
ひな「切ない伴奏にキュンとくる旋律。これこそ全治のなせる技。」
陽太「このひと夏に起こる笑ったり怒ったり恋したり、でもちょっぴり切なくてそんな思いを込めた一曲」
伊座並「良い曲、成神くんが作ったの?」
陽太「僕には無理だよ。神様が舞い降りて、作ってくれたんだよ」
伊座並「だとしたら、本当に奇跡」
若干、違和感があるやりとりでした。イザナミさんは何かを知ってる・・・?
現時点で考えられる展開
大方の方は予想しているかもしれませんが、今行われている日常は「ゲーム世界の話」の可能性が高そうですね。
陽太はゲームの登場人物で、ひなはゲームマスターかプレイヤー、もしくはバグと言ったところでしょうか。そういった存在であれば、「世界が終わる日」を知っていることも納得できます。
麻枝准さんのシナリオだと、リトバスエクスタシーの朱鷺戸沙耶なんかを思い浮かべると分かりやすいですね。
他のゲーム作品で例えるなら、スターオーシャン3、ダンガンロンパ2などでしょうか・・・。
ゲームみたいにリセットで はじめからやり直せたら
また、OPは上記のような歌詞もあり、映像の最後にはPS5っぽいゲーム機が映ります。
この先に「鈴木 央人」と言う名のハッカーが登場してくることから、電脳世界の話であればうまくピースが当てはまります。
うん、良い感じにピースが埋まってきた!まぁいずれもあくまで、妄想の話なんで、話半分に捉えてくださいね・・・。
3話の予告
2話の最後は成神 空が、右の膝小僧、右の頬に擦り傷を負った状態で家に帰ってきたとこで終わります。
ここで物語が動くのかとも思いましたが、見た感じは軽症なので大した理由ではなさそうですね。(エキストラの真似事をして転倒したとか?)
ちなみに上記の公式サイトで3話のあらすじが公開されているのですが・・・
03天使が堕ちる日 空の所属する映研部OGの神宮司ひかりは、母が経営するラーメン屋を手伝っている。 しかし、ラーメン屋の経営は傾いており、借金の取立て屋から逃げる日々を送っていた。 神宮司を心配する空を見かねて、ひなはラーメン屋を立て直すよう陽太に命じる。
すでに成神 空の怪我のことは一切触れられてない!!w
「ひなはラーメン屋を立て直すよう陽太に命じる。」
えっと・・・世界は崩壊するんですよね、ひなさん?(笑
世界の終わりまであと(Until the end of the world)24日
おわりに
この記事を書くにあたって、頻繁に一時停止をしたりするわけですが、マジで「手抜きの作画」っていうものがないんですよね・・・。最初から最後まで映画クオリティかと思うほどの綺麗さです。毎週毎週楽しみで仕方ありません。
あと全然関係ないのですが、アルマゲドンのパロのところで『NASA』の話しが出てくるから、今期アニメである『トニカクカワイイ』の主人公の「由崎星空(ナサ)」が思い浮かんだのは俺だけではないはず!!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。また3話の考察記事でお会いしましょう!