オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

【ネタバレ】『ひぐらしのなく頃に業』 1話、2話の感想・考察

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14年ぶりに「ひぐらしのく頃に」に、してやられました。

というのも、2020年秋季のアニメ「ひぐらしのく頃に」は、15年前に放送された同作品のリメイクかと思われていましたが、2話になって『実は完全新作である』ことが発表されました。

正式タイトルは「ひぐらしのく頃に 業(ごう)」で、1話、2話は鬼隠し編ではなく、鬼し編とのことです。完全に騙されてたよ・・・。

新作であることが判明したため、今作を閲覧する際の注意点としては、旧作の「ひぐらしのく頃に」と「ひぐらしのく頃に 解」を見ていないと、今作の「ひぐらしのく頃に 業」の話にはついていけないと思います。ご注意ください。

もし、今作品を見たいと思っている人は、前作を視聴することを強くお勧めします!!

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ここから先の感想・考察も、「旧作を見ていることを前提」で書いていきますので、未視聴の方はご注意ください。

www.21120903.tokyo

旧作の「ひぐらしのく頃に」については、上記記事で【ネタバレ無し】で語っていますので、よければそちらをご覧ください。

それでは、始めます。

1話について

1話は旧作「ひぐらしのく頃に」の鬼隠し編1話の内容と酷似していました。

そんな中でも若干と言えど、旧作のアニメと異なっていた点は以下の通り。

  • 教室の壁に貼られているの習字の文字が異なる(新作では先生の名前である「知恵」など)
  • 圭一が東京に帰った際、魅音が「洋ゲーのカタログ」のお土産を希望していた(旧作では具体的な名前は出ていない)
  • 圭一の母が、圭一に「レナちゃんにお礼を言っておいて」と言うシーンがカットされる
  • 竜宮レナが要所要所で放心する(様子が明らかにおかしい)
  • レナが、ケンタくん人形ではない、別の「ナニカ」を探していると思われるシーンがある(圭一が来て、中断する)
  • 「麦茶を取りに行く」と言っているのに、麦茶は持ってこないで、なぜかナタだけを取りに行くシーンがある
  • 圭一が「雛見沢事件」の存在を週刊誌から知ってしまうところを、ナタを持った竜宮レナが圭一を見下ろしているシーンで、その二人を古手 梨花がさらに高台から見下ろしている

確かに見ている時に違和感は覚えましたが、これらが新作への伏線だったとは・・・。1話目は島宮えい子さんの楽曲にテンションが上がり過ぎて、考察とかそれどころではなかったとも言えます(苦笑

なお、私の記憶違い情報があったらすいません。

2話について

冒頭から、羽入(の残り火のようなもの)が登場してきます。本来であれば、旧作の最終シナリオである「祭囃し編」で登場してくるキャラクターで、序盤の鬼隠し編に登場してきていいようなキャラではありません。

ここで旧作を視聴済みのユーザに大きな動揺を与え、今作は「ひぐらしのく頃に 解 【祭囃し編】」の後の世界であることが梨花と羽入の会話により判明します。

視聴者への『鬼騙し』が判明した瞬間です。(なお、業の情報を公式が発表する前にお漏らしした事件も実はありましたが、そこについては当記事では触れません(苦笑

ちなみに、梨花の世界がループした具体的な原因(=梨花がならかの理由で死亡)については梨花本人は今回も分からないようでした。「死亡する前後の記憶を失う」の設定は今作でも生きているようです。

鬼騙し編は、祭囃し編の後という事で、さすがに三四が関わってきているとは思えないので、また何か別の勢力による仕業なのかな・・・今後の展開に大きな影響を及ぼしてきそうですね。

2話のその後の展開は、旧作の鬼隠し編をなぞって展開していく形式にまた戻りましたが、それでも以下のような違いがありました。

  • 圭一が鬼隠し編の記憶を少しだけ持っている(『罪滅し編』の時の圭一と同じ状態)
  • 圭一が富竹のことを「探偵やスパイのような人かと思った」と言い、レナが明らかに動揺する
  • この後に富竹に起きることを知っている梨花が、富竹の頭をナデナデするときの様子が、旧作に比べて遥かに尊い

富竹が鷹野と合流するところで2話は終わります。新作の鷹野さんが更に色っぽすぎる・・・!

3話以降の展開も目が離せません。

EDのムービーについて

2話からEDが正式なものになりました。曲は彩音さんの「神様のシンドローム」です。

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彩音さんは過去にもひぐらしの楽曲を担当しているので、旧作ユーザにとっても文句なしの人選でした。

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ゲーム版のOPだった「嘆きの森」や、「コンプレックスイマージュ」なんかはマジで神曲です。

「ひぐらしのく頃に 業」のEDムービーでは以下のシーンが静止画で流れました。

  • 綿流し祭の後、精神世界で羽生が梨花を見つめている
  • 魅音と詩音が、祖母(お魎)や母(茜)らに背を向けている(それか、魅音と詩音の対立を示している?)
  • 北条鉄平に脅されている北条沙都子の画(抱えているぬいぐるみは初登場?)
  • 圭一へのお弁当を抱えて俯いているレナ(奥の部屋ではアル中の父親?がダラダラしている)
  • (おそらく)レナと魅音を撲〇している圭一

この中で特に気になったのはレナのシーンですかね・・・。

レナの父親って旧作だ、とそこまで悪い人でなく、愛人がクソ野郎だったために、父親が騙されて、結果としてレナに精神的な苦痛を与えるっていう背景だったと思うのですが、それと上記のED絵の状況がいまいち一致しませんでした。どちらかというとED絵のレナの父親は、鉄平の姿がイメージに近いですね。

私も多くの編を見過ぎて、それぞれのキャラの情報がぐちゃぐちゃになっちゃっているのかな・・・。

今後の展開について気になる事

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2話が放映された後に公開された上記のPVですが、内容がやはり旧作の鬼隠し編に酷似しています。

鬼騙し編は、完全に違うルートを辿るってわけでもないのかな?

新作風のただのリメイクだったら流石にみんな落胆すると思うので、今後の展開でも視聴者をあっと言わせるようなナニカを仕込んでいることを期待したいです。

放送の話数は、公式の情報より「14話以上」はすでに確定しているので、長い戦いになりそうですね。梨花ちゃん、頑張れ・・・!

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おわりに

以上、「ひぐらしのく頃に 業」の1話、2話の感想・考察記事でした。

まぁ今後の展開に不安がないわけでもありません。ストーリー構成をミスって、完全なる蛇足作品・駄作になる可能性も十分にありますからね・・・。

記憶に新しいところだと、アニメのダンガンロンパ3とか・・・。
ゲームのダンガンロンパ1、2は紛れもない神ゲーなのですが、その次回作として放送されたアニメ限定の3は駄作中の駄作でした。ゲームとの設定の矛盾やそのシナリオがあまりにも酷過ぎて、原作ゲームファンを馬鹿にしているとしか思えない内容だったのです・・・。ゲームでは悪のカリスマ的存在だった江ノ島盾子が、3では他人の力(超高校級の『アニメーター』)に頼りまくるだけのただの小物になっているのは本当に辛かった・・・。

そうはならないことを祈りつつ、今後の展開を楽しみにしていきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。