オタクパパの日常

今はSteamのゲームにMODなどを導入し、自分用のメモとしてちまちま書き記していっています。

【ネタバレ】『神様になった日』あらすじ・考察 まとめ

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2020年秋季アニメ『神様になった日』のまとめ記事です。

当記事では主にあらすじ考察記事をまとめていきます。最新話放送後に更新・追記予定です。

※2020/12/13追記 すいません、こちらの記事は更新が滞っています。各話ごとの記事は毎週更新していますので、よければそちらをご覧ください。以下にリンクを張っておきます。

1話【降臨の日】

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2話【調べの日】

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3話【天使が堕ちる日】

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4話【闘牌の日】

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5話【大魔法の日】

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6話【祭りの日】

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7話【映画撮影の日】

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8話【海を見に行く日】

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9話【神殺しの日】

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10話【過ぎ去った日】

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各話のあらすじは長くなるので、当記事の後半に追記していきます。

『神様になった日』の考察

各話ごとの細かな考察は、それぞれ話数ごとの記事で語っていますので、ここでは特に重要となると思われる事だけを抜き出して書いていきます。

ひなの全知全能の力について

ひなは自身の事を「我はオーディン、全知全能の神である。」と謳っているが、その力は決して全知全能ではない。

3話の時点では「予知能力」を主に発揮しているが、例えば、「天候」「競馬の順位予想」「野球の変化球の予測」「取り立て屋の行動予測」など、過去の累積データから予測がしやすいものはぴたりと的中させる反面、「恋人への告白」「家庭の事情」など、一般的に完全再現が不可能といえる人間の感情が大きく関わってくる事柄に関しては、そもそも「知らない」、「予知できない」ように見受けられる(ただ、そのことに関して、ひな本人が自覚できている描写はない)。

また、3話でラーメンを作る話に関しても、「無駄な工程を無くし、より良い一品を作り上げる」というのは工数削減・作業効率化といった意味では、コンピュータの得意分野といえる。

これらの事から、ひなは人間でも神でもなく、AI(人工知能 -Artificial Intelligence-)のような存在であることが予想される。そうと考えれば、ひなは自身が全知全能であると疑わずに豪語し続ける理由もなんとなくは理解できる。

ひな「偉人を己に憑依させる」といったことも1話でおこなったが、「夏目漱石」のキーワード検索をミスって、夏目漱石の著書である「吾輩は猫である」を朗読しただけとも言える(本人はなにが間違っていたのかもよく分かっていなかった)

ただ、「バスの事故遅延」、「空の怪我の予知」などのアクシデント的な事柄でも予知を的中させていたりもするので、ここの考察はまだまだ推測の域を出ない。他の検索条件(予知)があるのかなども別途推測していく。

ひなが世界をループしている可能性も考えたが、現時点では明確にループしていると推測できるシーンは確認できない。ループをしているのだとしたら、知らないことがあまりに多すぎる。

興梠修一郎の存在

3話で「興梠修一郎(コオロギ シュウイチロウ)」という、量子力学・情報工学の権威の名前が出てくる。興梠は「ソフトウェア開発でも成功を収めている」とのことなので、「佐藤 ひな」というAI、もしくは後述する「仮想世界」を作った張本人である可能性もあるか。

興梠が故人か存命しているかは、3話の時点では不明。

「何かを隠していた」ことはCEOの発言から判明。

度々登場してくる『ゲーム』の存在

作品の至る所で『ゲーム』が登場してくる。

  • 2話と3話でドラクエのようなゲームをプレイするシーンが映像付きで出てくる
  • OP映像の途中に、「赤いゲームのコントローラ」が写る
  • OP映像のラストカットにゲーム機がメインで映る
  • OPの歌詞に「ゲームみたいにリセットで はじめからやり直せたら」の文言がある

上記の数々のゲームシーンにより、陽太たちのいる世界が、実は誰かの手によって作られた「仮想空間」であることを暗に示していることが可能性の一つとして推測できる。

「30日後に世界が終わる」の意味と具体的な日時

上述の通り、佐藤 ひながAIであると仮定するのであれば、「世界(仮想世界)が終わる日」を知っていても何ら不思議ではない。(なんか、「結城友奈は勇者である」みたいな言い回しになってもうた・・・)

「人類の愚かな選択が原因で世界が滅ぶ」

上記の詳細な原因に関してだが、例えば、ハッカーである鈴木 央人が、陽太たちがいる仮想世界にハッキングを掛けてきて、央人が過去におこなった「違法送金を繰り返して、中央銀行をぶっ壊す」と同様の事を行うのかもしれない。もしくは「佐藤 ひな」という存在を壊すことによって、連鎖的に世界が崩壊する仕組みになっている可能性もある。

陽太はそんな崩壊していく世界を、「ゲームの中の一人のキャラクター(NPC)」という存在から、仮想世界の終焉を回避させる神、言うならば「世界を照らす太陽神」に進化して崩壊を止めるのではないであろうか。

・・・すいません、上記の考察を書いているうちに熱くなってきて、自分の中の厨二病面が爆発しました。

まぁ、上記の手法(0と1の存在であるゲームキャラが、現実世界に顕現)はスターオーシャン3で18年ほど前に実際におこなわれており、当時は時代の先取り感が凄くてコケた印象がありますが、今だったら時代も追いついている・・・はず?


閑話休題。

なお、「世界が終わる日」は2020年8月31日(月曜日)であると、3話に出てくる陽太の部屋の壁掛けカレンダーが示している。

時間は3話の時点ではまだ不明。

度々登場してくる『金魚』の存在

作品の至る所で『金魚』が登場してくる。

  • 本編内で度々登場してくる金魚柄の風鈴
  • OP絵で、金魚のアップが表示される(直前に陽太がベッドで目覚める)
  • EDの絵は金魚の形をしたデータが、デジタル空間を泳いでいることろから始まる
  • EDのラストカットで「水と希望だけを詰めて少年から旅立つ」の歌詞と共に金魚の影が泳ぎ出す

これまでの麻枝准作品の傾向から考えると、仮想世界の崩壊後、データである陽太が金魚の形のデータに転生して、データの海に投げ出されたAI(佐藤 ひな)を救い出しに行く展開が考えられる。

なお、"金魚"というモチーフに関しては、Java EEの入門書で、表紙が金魚のために「金魚本」と言われていた書籍があります。(Java EEはプログラミング言語Javaの拡張キット程度に考えてください、今は後継のJakarta EEも登場しています)

「仮想世界」ということで、ただ単に、この金魚を参考にした可能性もある。

現時点では明らかに情報が少ないので、あくまで一つの可能性として・・・。

また、イタリアの特定の地域には「丸い金魚鉢で金魚を飼うのは禁止」という法律もある。理由は「丸い金魚鉢の中から見た外の世界が歪んで見える、金魚への虐待だ!」といった理由だったはず。EDの最後の、水のなくなった金魚鉢から金魚が出ていくシーンを見て思い出したので、参考までにここに記しておく。

他、気になる点

陽太の両親ひなに関する何かを知っている

ここまでの考察からすると、「陽太の両親」も現時点では仮想世界のキャラクターになるはずなので、そうすると世界の秘密を知る由はないはず。

それでもひなについての何かを知っている・・・考えられる要因としては、陽太の両親は仮想世界の外からアクセスしてきているプレイヤー側になるのか。

父「本当にこんな日が来るなんてなぁ」
母「でも、可愛い子よ。大歓迎だわ。」
父「そうだな。出来る限りのことはしてあげよう。」

そうすると、上記の会話は「レアイベントが発生して喜んでいるプレイヤーサイドの思考」ととらえることも出来る。

まぁ、物語的にはちょっと味気なくなってしまうので、書いておいてなんだが、この説はおそらくはない。

ひなが『母親』という言葉に反応したシーン

3話で、成神 空の以下のセリフにひなは反応を示しています。

「神宮司先輩は、母親思いの先輩だし!!」

ここのシーンの意図は今のところは不明。

これまでの考察通りにひながAIのような存在だとすると、そもそも神宮司 ひかりが「母親想い」という情報はデータベースにないので、そこのデータの相違に違和感を持った結果があの反応とも考えられる?

だとすると、神宮司 ひかりは「母親想いではない」、もしくは「そもそも母親がいない」といった事になるので、そのパターンはあまり考えたくないところ・・・。

3話時点での考察まとめ

佐藤 ひなはAI(人工知能)である。

陽太たちがいる世界はゲームのような仮想空間、死後の世界を仮想空間として作っている可能性もある。

央人やCEOがいる世界が現実世界で、央人陽太たちの仮想世界にハッキングを仕掛けた結果、世界が崩壊する。

陽太は世界の崩壊を防ぐために世界に抗うが、崩壊を防ぐことが出来なかった。世界の崩壊により、情報の海に投げ出された佐藤 ひなを探しに、金魚のデータに転生した陽太が旅に出る。

うーん・・3話時点の考察では、なろう系感満載の作品になってしまった!4話以降、新情報が判明するたびに改訂していく。

各話のあらすじ

最後に、各話のあらすじを記載していく。

1話【降臨の日】 あらすじ

平凡な高校3年生である成神 陽太(なるかみ ようた)。

親友である国宝 阿修羅(こくほう あしゅら)と受験勉強の息抜きにバスケをしていたところ、2人の前に『我は全知全能の神 オーディンである』と名乗る不思議な格好をした少女(本名?:佐藤 ひな)が現れる。少女は二人に『受験勉強などしても無駄じゃぞ、30日後に世界は終わるのだから』と告げるが、2人はその少女の事を迷子かイタズラかなにかと思い軽くあしらう。

陽太は図書館で幼馴染の伊座並 杏子と勉強をする約束をしていたため、阿修羅と別れ、成り行きでひなと一緒に図書館に向かうことになる。図書館に向かう途中、「突然の土砂降り雨」や「バスの事故遅延」を未来予知したひなのことを不思議に思う陽太であったが、「偶然だろう」と思い、深くは気にしないことにした。

図書館に着き、陽太伊座並の席の前に座る。陽太伊座並に中学の時から恋をしているが、ひなを交えた3人のやりとりの中で、陽太の完全な片思いだったことが判明し、自暴自棄になって大声で勉強をしてしまったために、スタッフに図書館から追い出されてしまう。

陽太伊座並の恋愛模様に興味を持ったひなが、二人を恋人同士にさせようと行動を起こすことを決意する。

ひな曰く、「伊座並は野球が大好き」とのことで、「だから、野球部のピッチャーからホームランを打てたら惚れるじゃろう」というひなからの突拍子もない提案を受け、あれやこれやのうちにその舞台が整えられ、陽太は訳が分からないまま野球部と対決することになる。ひなは全知全能の力(仮)を使って陽太を支援するが、結果は陽太の「見逃し三振」、その後に強行された伊座並への告白も当たり前の如く失敗に終わった。

告白失敗後、陽太が放心状態のまま時間は過ぎていき、夕暮れ時、「神には帰る場所がないから、陽太の家に泊めろ」とひなが申し出てくる。これまた突拍子もない申し出に困惑しつつも母親に宿泊許可を取ってみたところ、母親の返事は意外にも「いいわ、連れてらっしゃい、泊めるわ。」であった。

『佐藤 ひな』はいったい何者なのか---

『世界が終わるまで、あと30日』

2話【調べの日】 あらすじ

陽太の家に泊まりに来た佐藤 ひな。得体の知れないひなをしばらくの間泊めることを許可した理由は、陽太の母曰く、「実は遠い親戚の子だから」とのこと。

なお、陽太の家族構成は父・大地(だいち)、母・時子(ときこ)、妹・空(そら)で、妹は映研に所属し、自主映画を作成している。

宿泊初日の夕食後、ひな陽太の部屋でゲーム(プレステ風のハードで、ドラクエ11風のRPGのソフト)をする。ひなはゲームの途中に寝落ちをしてしまい、大地と時子の寝室に移動させられる。大地と時子は、就寝するひなを見ながら、「こんな日が本当に来るなんてな・・・」と、陽太に何か隠しているような会話をする。

次の日、妹の自主映画製作の手伝いついでに、伊座並への告白のリベンジを行うことにするひな陽太は当然乗り気ではなかったが、妹の映画製作のために渋々承諾する。映画の脚本や準備はすべてひなが自主的に担当することになった。

自主製作映画の1作目は『アルマゲドン』のパクリオマージュ。衣装(4,300円)と出発のシーンの再現はそれなりのクオリティだったが、それ以降の地球を救うシーンは時間と予算の都合で「花火の火花」で代用。ひなは、クライマックスで陽太とイザナミが抱き合う展開を予定していたが、見事に失敗。なお、陽太の父もエキストラで出演していた。

2作目は『ロッキー』のパクリオマージュ。陽太の父と、友人の阿修羅もこの茶番に付き合わされることになった。阿修羅とのボクシングの試合に勝利した陽太は、会場まで来てくれた伊座並に向かって「イザナミサァーン!イザナミサァーン!」を連呼する。しかし当然ながら意図は伝わらず、告白は失敗に終わる。

3作目は「シザーハンズ」のパクリオマージュ。本格的な衣装とメイクだったが、こちらも告白は失敗。

4作目は「全力坂」のパクリオマージュ。告白は失敗。

いずれも敗因は「尺を削り過ぎた」(ひな 談)

後日、ひなは「伊座並は映画のサントラをよく聞いているので、自作の曲をピアノで弾いて告白を成功させよう!」と提案してくる。ひなは神の全知全能の能力(自称)を使って、自作の曲の作曲を行い、陽太はその曲をピアノで弾けるようになるまで毎日、楽器店のピアノで練習することになった。

数日後、伊座並家に行き、ピアノを借りて演奏を開始する。練習ではうまく出来るようになっていたのだが、本番では緊張からかチグハグな演奏になってしまう。しかし、その曲に何かを感じ取った伊座並は、陽太の用意した楽譜を見ながら、自らがその曲を弾き始める。

演奏を終えた後、「素敵な曲ね。」と、その曲を静かに称賛する。その流れで陽太は告白をしようとするが、「好きです」の言葉がどうしても出せずに、「また一緒に勉強しよう!」とだけ伝え、伊座並も快諾してくれた。

2話の終盤、成神家の家族揃っての夕食シーンで、妹の空が部活で帰りが遅くなっており、みんなが心配した矢先に皿が割れ、同時にひなは「空に良くないことが起こっている」ことを予知し、その直後に自宅のチャイムが鳴らされる。

ドアを開けるとそこには、傷ついて意識を失っている空と、その空に付き添うピンク色の髪の女性が立っていた。

『世界が終わるまで、あと24日』

3話【天使が堕ちる日】あらすじ

Aパート
空の怪我の原因は、「借金の取り立て屋から逃げる際に転倒してできた傷」とのことだった。

空が所属する映研のOBである神宮司ひかりはラーメン屋を継いでいるのだが、その経営状況は芳しくなく、なおかつ悪徳業者に借金をしてしまったため、借金取りに取り立てをされる毎日を送っている。その状況を見かねたひなは、陽太に「ひかりのラーメン屋を復興させよ」と指令をくだす。

ラーメン屋を復興させるための筋書きや舞台はすべてひなが整え、陽太ひなの指示の元、それを実行することになった。

結果、全てはひなの筋書き通りとなり、借金問題は無事に解決し、ラーメン屋もテレビで紹介されるほどの人気店となり、プロジェクトX風の番宣動画もテレビで放映されることになった。

Bパート
Aパートで製作された「"ra-men堕天使"が大ヒットするまでの軌跡」の番宣映像がテレビで放映される。

ハッカーを生業にする少年 鈴木 央人はその映像を車内のテレビで見て「くだらないな・・・」とつぶやく。その少年の親指には小型の手錠がかけられていた。

久方振りに日本に来たという央人は、ジャパニーズフードであるタコ焼きが食べたくなり、運転手の尾熊 雷太にお願いをする。尾熊は乗り気ではなかったが、央人「その程度の要求も叶えてくれないのなら、中央銀行をまたぶっ壊すよ」の発言の真意を読み取れず、渋々要求を飲むことにする。

手錠を外してもらった央人が車外でタコ焼きを食べていると、娘が迷子になり必死に探している母親が近くに現れる。迷子になった娘の名前は「愛来(あいり)」央人「困っている人は助けないと~」という気持ちから、娘の捜索を行うことにする。央人は自身の能力を使い、周辺の監視カメラの全てにハッキングを掛け、近くの公園にいる愛来を即座に発見する。

愛来と母親が再会した後、、央人は愛来が迷子になった原因である「客寄せ広告ドローン」を破壊することを提案するが、尾熊に「そこまでの許可は出していない」と制止される。

それから数時間後、央人は高層ビルにある企業の中で、上司であるCEOから依頼を受ける。

「興梠修一郎の情報にハッキングをかけ、奴がなにを隠していたか調べろ」

央人はその場で軽く情報を知らべ、「量子力学、情報工学の権威。ソフトウェアの開発でも成功。八幡大学の教授。」といった情報を確認した。

央人はCEOの依頼を正式に受け、作業場に央人の実家を指定し、そこで本格的なハッキング作業を開始する。

『世界が終わるまで あと17日』

4話【闘牌の日】あらすじ

CEOは鈴木 央人のアドバイスを受け、興梠博士の論文の共著者である『浅間博士』との対談の場を設けた。

対談では浅間博士の『論文への印象』や『興梠博士に対する印象』を中心に対話がされた。興梠博士は生前、「”愛”に対して自問自答」していたという。

Aパート、Bパート
弁護士の天願賀子が出ているテレビ番組を嬉しそうに見ている陽太陽太は天願賀子の事が「頭が良くてきれいだから(著名人として)好き」とのことだった。それを聞いたひなは、陽太を天願賀子に会わせるために動き出す。

ひなは、天願賀子は麻雀の大会を主催している為、その大会に出場すれば天願賀子に直接会えるだろうと未来予知し、ネットでおこなわれていたリベルタス杯予選に、「成神 陽太」の名前で勝手に参加して、1位で予選突破し、本戦に出場することになった。

予選突破後にそのことを聞いた陽太は、展開の早さについていけなかったが、伊座並 杏子から「麻雀の事は少し分かるから応援に行く」と聞き、大会本戦に参加することを決意する。国宝 阿修羅も親友の陽太の応援のために、ひな伊座並と一緒に会場に赴く。

本戦参加者それぞれに意気込みを聞いた後に本戦が開始された。陽太は事前にひなから麻雀のアドバイスを受けていたものの、麻雀のルールをまるっきり知らないため、プロとの対局でルール無視の滅茶苦茶な麻雀をしたため、同じく麻雀のルールを知らない阿修羅以外の全員から呆れられ、試合が中断しかける形になる。

しかし、天願賀子だけはその自由な打ち方になぜか感動し、「いいわ、好きなようにやってみなさい、ただし、成神 陽太には今後、既存の役を使う事は禁止するわ」との条件を出し、試合は続行された。(ひなは、事が自分の思惑通りに進んだことに対し、悪代官のような笑い声を発した)

条件を設けられたものの、そもそも既存の役を知らない陽太にとってはその条件は何の足かせにもならずに、自由な打ち方を続け、結果、めちゃくちゃな形ではあるがプロ3人に勝利する形となった。伊座並も最初は困惑した様子だったが、最後には「すごい・・・」と感嘆の声をあげていた。

試合後、天願賀子に「良ければ私の部屋に来ない?」と誘惑される陽太だったが、激しく動揺しながらも「僕には片思いの女性がいるので!!」と伝え、その場から逃げるように飛び出した。

天願賀子は陽太に誘いを断られたことに逆上し、ボディーガードに「そのガキをただで帰すな!!」と命令し、ボディーガードは陽太の右腕を掴むことに成功したが、その拍子にスーツの右腕部分が破れてしまい、そのまま逃走を許す形となった。

別室でモニター越しに応援していたひなと阿修羅の元へ逃げ帰った陽太だったが、片思いの相手の伊座並はすでに帰宅したことを知って落胆する。

『世界が終わるまで あと13日』

5話

おわりに

当記事は最新話放送後に、あらすじや考察などを更新していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。