少し前の情報になりますが、「ひぐらしのなく頃に」が再アニメ化との事ですね。
TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」公式サイト| 2020年10月TVアニメ放送開始
「ひぐらしのなく頃に」は、私の中でも10本の指に入るほど大好きな作品ですので、おすすめポイントを記事にしてみます。
そもそもどういった作品?
「ひぐらしのなく頃に」・・・作品の知名度は、数多くあるアニメ作品の中でも相当に高いかとは思いますが、本編の内容を完璧に理解している人は意外にも少ないのではないかと思っています。
経験則ですと、以下のような認識の人が多かったです。
- 特徴的な絵のアニメ作品
- パワプロくんのような手
- 嘘だっ!!!!!
- はうあうあ~~~! かぁいいよお~~~~! おぉ持ち帰りいぃ~~~~!
- 同級生同士が殺し合いをする
- 猟奇的殺人をテーマにしている
- 富竹フラッシュ
- Do you know おやしろさま? Yes!雛見沢!
いずれも間違ってはいないのですが、ここだけを切り取られるともはやヤバい作品以外の何物でもないですね(苦笑)
序盤の展開は確かにそうです。その衝撃的な展開がきっかけで大きな話題になった作品と言えなくもないです。(公式のPVもその辺を強調して作られているものが多いですし)
ですが作品の本質は上記の描写とは全く逆で、以下が本質のテーマの作品です。
- 全ての元凶を見つけ出し、凶行を止める
- 疑心暗鬼に打ち勝つ力を求める
- 深層心理では友人を真に信じあう
- 誰もが幸せになれる未来を目指す
- 運命に打ち勝つためには子供たちだけではなく大人の力も必要
・・・うーん、ネタバレをしないで書くと、どうにもうまい言葉が思い浮かばないです(苦笑
とにかく、ゲームでもアニメでも、最初から最後までしっかりと見て頂きたい作品である事は間違いないです。私も自信を持ってお勧めできる作品の一つです。後悔はさせません。(あ、実写版は知りません、見た記憶はありますが忘れました)
数多くある物語(編)について
「ひぐらしのなく頃に」は多くの物語(編)に分かれています。その数はここ15年の間に私も把握できない程に膨れ上がっているのですが、基本的には以下の8つを読むことで物語の全てを知ることができます。(それ以外は”外伝”や”アンソロジー”程度の認識で大丈夫です)
- 出題編
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 暇潰し編
- 回答編
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編
- 祭囃し編
上から順番に見ていかないと展開が訳分からなくなるので、そこだけはご注意ください。
一般的に知れ渡っている「同級生同士が殺し合いをする」、「嘘だ!!!」などはすべて最初の「鬼隠し編」内での話になります。
物語的に本当に面白くなるのは、個人的には「罪滅し編」からです。
主要登場キャラクターと声優
キャラクター名 | 声優名 | 他作品の代表作 |
---|---|---|
前原 圭一 | 保志 総一朗 | ガンダムSEED キラ・ヤマト |
竜宮 レナ | 中原 麻衣 | CLANNAD 古河渚 |
園崎 魅音 | ゆきの さつき | 犬夜叉 日暮かごめ |
北条 沙都子 | かないみか | アンパンマン メロンパンナ |
古手 梨花 | 田村ゆかり | HUGっと!プリキュア キュアアムール |
園崎 詩音 | ゆきの さつき | 犬夜叉 日暮かごめ |
大石 蔵人 | 茶風林 | 名探偵コナン 目暮警部 |
赤坂 衛 | 小野大輔 | ジョジョの奇妙な冒険 空条承太郎 |
富竹 ジロウ | 大川透 | 攻殻機動隊 サイトー |
鷹野 三四 | 伊藤美紀 | ドラゴンボールZ 18号(ラズリ) |
入江 京介 | 関俊彦 | 忍たま乱太郎 土井先生 |
北条 悟史 | 小林ゆう | STEINS;GATE 漆原るか |
上記錚々たるメンバーの熱演が作品をさらに素晴らしいものにしています。
田村ゆかりさんと堀江由衣さんがコンビを組んだというのも大きな話題となりました。
おススメのプレイ方法
元々は同人ゲームです。コミケ62で販売されていました。
その後に様々な媒体にメディアミックス展開された為、今は気軽に遊ぶことができるのもおすすめポイントの一つです。
私は原作の同人PCゲーム版とPS2の「ひぐらしのなく頃に 祭」を主にプレイしました。(あとはひぐらしデイブレイクとか)
ただ、15年も前の作品ですので原作の同人ゲーム版でのプレイは流石にお勧めできません。(もちろん音声も収録されていません)
個人的にはPS2の「ひぐらしのなく頃に 祭」をお勧めしたいのですが・・・さすがに今の時代にPS2というのも厳しいものがありますよね(苦笑
なので軽く調べてみたところ・・・
上記のようにswitchとPS4にも移植されているようなので、こちらでも大丈夫かと思います。聞いたことない物語もめちゃくちゃ追加されているので、個人的にも買って久々にプレイしてみようかな・・・。
アニメ版
「ゲームをプレイするのはちょっと・・・」という方にはアニメ版がお勧めです。
「ひぐらしのなく頃に」出題編全24話、「ひぐらしのなく頃に解」回答編が24話の全48話の大作です。出題編だけを見ても意味がわからないと思いますので、2つでセットの作品と思ってください。
絵は原作寄りになっている為、人によっては最初は少し違和感を抱くかもしれませんが、見ていくうちにすぐに慣れることができると思います。
漫画版
個人的には漫画版もお勧めです。
漫画という媒体の都合上、原作からカットされているシーンは数多くありますが、「ひぐらしのなく頃に」の世界を十分に体感することはできると思います。
物語によって作者が違うのですが、物語の特性上、実際に読んでみるともそれもいい味を出しています。
キャラソン
キャラソンなんてのも発売されていました。
主人公の前原圭一と大石蔵人がラップ調で「Do you know おやしろさま? Yes!雛見沢!」とノリノリで歌う姿は当時大爆笑しながらカラオケで熱唱したものです(笑
ネタバレの関係で詳細は避けますが、ほっちゃんとゆかりんのデュエットソングもあります!
ひぐらしの聖地と聖地巡礼について
岐阜県の白川郷が聖地(作品のもとになった場所)となります。
私も10年程前に聖地巡礼で訪れました。
本編に出てくる学校などはすでに解体済みでしたが、前原家や入江診療所などはばっちりとこの目に焼き付けてくることができました。
写真を一気に貼っていきます。
次回は純粋に「白川郷」観光として、娘と一緒に行きたいと思うほどの素晴らしい観光地でした。
アニメの完全新作について
完全新作は2020年7月放送開始の予定とのことです(コロナ禍で延期の可能性も考えられますが・・・)
ひぐらしの世界観を理解している人には分かると思いますが、作品の性質上、「いくらでも物語を作ることができる作品」でもあります。本編の最後である「祭囃し編」のその後なども普通に作品化されています。
なので、内容云々というよりも、オリジナルキャストでアニメが作成されるという事が私にとっては何よりもうれしいですね。
まぁPV見る限りは単純にリメイクと言った感じなんですかね。
なにはともあれ楽しみです!!
おわりに
以上、「ひぐらしのなく頃に」の紹介記事でした。
序盤は目を覆いたくなるような凄惨なシーンも数多くありますが、そこで終わらずに是非最後まで見て頂きたい作品の一つです。
最後まで見ることによっていろいろとすっきりとすることができる作品です。私にとっては「記憶をなくしてもう一度プレイしたいゲーム」でもあります。
最後にとるてさんの記事へのリンクを貼らせていただき、当記事の〆とさせて頂きます。
一人でも多くの方がこの作品を見ていただけることを祈って・・・
最後までお読みいただき有難うございました!!