本記事は『勝利の女神:NIKKE』のstoryを自分なりにまとめ、解説・考察していく記事です。
それでは始めます。
【CHAPTER.01 侵食】のまとめ・考察記事は下記の記事をご覧ください。
- 【CHAPTER.02 認識】 (Identification)
- 発電所の調査(Investigate the Power Station)
- 単独使用禁止(Do Not Use When Alone)
- 制御センター(Command Center)
- 火力最高(Long Live Firepower)
- 発電所に入る(Into the Power Station)
- 排水路に入る(A Messy Entrance)
- 暗くて湿っぽくて臭い(Dark, Damp, and Stinkly)
- 落ちる:A (Dropped It:A)
- 落ちる:B (Dropped It:B)
- 責任(Responsibility)
- 前哨基地(OutPost)
- 宿所(Dormitory)
- 指揮官室(Command Center)
- 人間と怪物(Humans and Monsters)
- おわりに
【CHAPTER.02 認識】 (Identification)
発電所の調査(Investigate the Power Station)
"指揮官"、ラピ、アニス、ネオンが地上に降り立ったところから物語が始まる。ネオンは初めて地上に来たとのこと。
アニス曰く、「地上で1時間以内に、ラプチャーと遭遇する確率は100%」。
作戦の最終目標は「発電所にある制御室の調査」であることをシフティーから告げられる。
※エブラ粒子の浄化とは(後ほど詳細が出てきたタイミングで追記)
発電所まで続く道をシフティーがスキャンしたところ、「無人浮上式鉄道の線路」に沿って移動する必要があることが分かる。ただし、線路全体に高圧の電流が流れているとのこと。指揮官がその電流に触れると危険なため、まずは電流を遮断するために制御センターに向かうこととなった。
単独使用禁止(Do Not Use When Alone)
「地上に出たニケの暗黙のルール」
・・・「あ。」単独では使用禁止。(ラプチャーと遭遇したと誤解してしまうため)
電流に関して、ネオンが思いついたことを言う。
ネオン:「電流が問題なら、ゴムの長靴を履けばいいのでは?」
しかしシフティーに「そんな高圧の電流が流れているところは、人間が近づいただけで危険です!」と一蹴されてしまう。
制御センター(Command Center)
制御センターへ到着する。
電力を遮断するために、「コネクティングデバイスを機械のポートへ差し込んでください」とシフティに言われるが、"指揮官"は何のことか分からないといった様子だった。
士官学校で普通は習うはずの内容なので、アニスに呆れられて学歴詐称を疑われてしまう。
電力の遮断が完了したので、線路から都市内部に侵入することが可能となった。(ネオンはいまだに「ゴムの長くつ」を推していた。)
火力最高(Long Live Firepower)
アニスがネオンの火力が異常に高いことに気づく。
「火力は何よりも大事だ!バランスが悪くなっても火力があれば大丈夫!」と、ネオンがアニスに力説するだけのパート。
さぁ、ご一緒に「火力最高!!」
発電所に入る(Into the Power Station)
目的地である発電所に到着。ただ、ラプチャーが50機以上いる場所のため、アニスは内部への侵入を拒む。
また、シフティー曰く、その発電所は「理由は分からないが、少し前から稼働を始めた」とのこと。
"指揮官"は、「発電所の中に人間がいるのでは?」とシフティーに聞くが、「公的には、地上に残った人間の数は0です。」と言われる。
もちろん例外はつきもののため、過去に大規模な捜索も行ったが成果は0で、ラプチャーの大群に多くのニケがやられるだけの結果となった。
もし発電所を取り返すことが出来れば、「アーク内のすべての施設を2か月は稼働」させられるだけの電気が手に入るだろうとのこと。
なお、この頃はアニスがまだ尖っていたので、中央政府や"指揮官"に対する多くの嫌味を言って、主にラピとの雰囲気が悪くなる場面も多くあった。
そんなラピとアニスに対して"指揮官"は、「戦闘」ではなく、「潜入」を命令した。
排水路に入る(A Messy Entrance)
発電所の内部と繋がる排水路から物語が始まる。
道はがれきで埋まってはいたが、"指揮官"は火力で強行突破(全速前進)することを提案する。(周りにラプチャーがいないことはシフティーが確認済み)
「火力」という言葉にネオンが反応して、「私一人にやらせてください!!」と提案し、有言実行する。
なお、ここがネオンが"指揮官"のことを、「火力の師匠」と呼ぶようになったきっかけ。
暗くて湿っぽくて臭い(Dark, Damp, and Stinkly)
排水路を進む4人。
あまりの臭いに吐きそうになったネオンに対しラピが、「嗅覚センサーをオフにする事」を勧める。ただ、ネオンは「人間からあまりにも遠ざかること」を理由に、やんわりと却下する。
※なお、「人間からあまりにも遠ざかること」は、後に出てくる「思考転換」の起動キーにもなり得るため、ネオンが行った行動が結果的に最も正しい形になる。
ネオン:「心は乙女ですから。」
また、ネオンとアニスの"人間"に対する本音を聞けるシーンでもある。
会話の途中でアニスのお尻に"指揮官"の顔が当たり、珍しくアニスが狼狽えていた。(5chなどでもよくネタとされたアニスの臭い問題のシーン)
そうこうしているうちに前方に光が見えて、排水路を抜けて発電所の内部に侵入する。
落ちる:A (Dropped It:A)
発電所の内部でラプチャーと目撃する。
遠目から見るとそれらのラプチャーは「発電所を操作」しているように見えた。ラプチャーが人間の文明を利用することは本来はあり得ないため、一同は困惑する。
異常事態の目撃かつ「調査」の任務は達成したため、すぐにでもアークに戻ることをラピが提案する。
しかし、その直後にラプチャーに索敵され攻撃を受ける。 "指揮官"の代わりにラピは首元に攻撃を受け、頭と胴体が切り離される形となった。
さらに前方からタイラント級のラプチャー「グレイブディガー」が襲い掛かってくる。
今は戦える状況ではないため、シフティーから教わった稼働している鉱車を利用してその場から脱出する。
落ちる:B (Dropped It:B)
鉱車を使ってグレイブディガーから逃げ切った一行だったが、ラピの状態に動揺している"指揮官"をアニスが平手打ちする。
ラピの首はネオンが持っていたが、戦闘に支障をきたすため、"指揮官"の手に預けられた。
"指揮官"はラピの頭の重さを実感するのであった。
責任(Responsibility)
"指揮官"はアンダーソン副指令から「追放処分」の罰を受ける。(命令内容は「発電所の調査」だったのにも関わらず、結果として「発電所を壊す」形となったため)
詳細を聞くと、グレイプディガーとの交戦で発電所内部が連鎖爆発し大破し、保管されていたアークを2か月分食べさせられる資材と施設が粉々になっていた。
「追放処分」の詳細は、「アークからの追放と、前哨基地への配属」。前哨基地は不毛の地で人も施設もない。ただ、ある程度の資材はつけてくれる、「更生館」送りじゃないことをを感謝して欲しいレベルとのこと。
ラピは修理中で、後に合流予定と告げられる。
アンダーソンとイングリッドの会話のシーンに移り、発電所内での"指揮官"達の働きぶりは異常なレベルだったことが分かる。何が要因となってその結果を生み出せたのかはまだ分からないため、中央政府の目が届かない前哨基地送りにし、引き続き"指揮官"達のことを調べていくのがアンダーソンたちの本当の狙いであった。
また、「”人間が作り出した機械”をコントロールしたラプチャー」に関しては、「進化している」可能性が高く、その目的は、「人類を抹消するか」、「人類に代わるか」のどちらかだろうとイングリッドは推測する。
前哨基地(OutPost)
アニスとネオンは前哨基地に到着する。(ラピは修理中で不在)
荒れ地のような光景にアニスは早速文句を言い、ネオンは銃をぶっ放しても誰も気に留めないことを喜ぶ。
ただ、アニス自身も「発電所を壊したこと」臭い目を感じているらしく、状況を渋々飲み込む。
寝泊まりするところとして「宿所」があるらしいため、それを探しに行く。
宿所(Dormitory)
宿所に到着する。
見た目は倉庫で、食べ物は缶詰と戦闘食のみ、シャワー室の水は出ない といった劣悪な環境に阿鼻叫喚のアニスとネオン。
また、指揮官と同じ部屋に住むことで、「プライバシー」の問題を気にする二人だったが、「指揮官室」は別にあると聞いて安堵する。
みんなで指揮官室に移動する。
指揮官室(Command Center)
指揮官室の特徴は以下の通り。
- 一人で使うにしてはめちゃくちゃ広い
- ソファがある
- シャワー室のシャワーからは、滝のような水が出る
「宿舎」と「指揮官室」のあまりの待遇の違いに憤怒し、部屋の交換を申し出るアニスとネオン。それをやんわりと拒否する指揮官。
そんなやり取りをしている中、修理が完了したラピが合流する。
ラピはアニスとネオンの体の臭さを指摘し、二人にシャワー室で体を洗うように促す。指揮官トラピは外で待機し、その間に「NIKKE」についての話をする。
ニケは「人類の敵であるラプチャーと戦うため、強大な力と不滅の命を持つ兵器にすぎない。私達のことを人間とは思わないでください」・・・と。
指揮官室に戻り、眠りにつこうとしたところで、アンダーソン副司令から連絡が来る。メッセージを確認後、眠りにつく指揮官。
翌日、指揮官のもとに来客が訪れる。
人間と怪物(Humans and Monsters)
指揮官室を訪れてきた人物は、「ニケ制作を担う三大企業のひとつ、ミシリス・インダストリーのCEOである”シュエン”」だった。また、ミシリスが管理する「分隊名:ワードレス」に所属するミハラとユニもシュエンに同行してきた。(なお、"指揮官"はシュエンのことを本気で知らなかった模様、士官学校で教えないのは不自然だが、ゲーム的な都合か、なにかの伏線かは不明)
"指揮官"は、シュエンがアークの偉い人間だと聞いて、「マリアンがアークで侵食が始まった理由」を尋ねるが、シュエンの逆鱗に触れ、体を痛めつけられる形になる。
- ユニの手が光り、"指揮官"の体に電流が流れ、足の力が抜ける
- シュエンは足で"指揮官"を踏みつけ、更には何回も蹴り飛ばす
- ミハラの体から青色の波長が放たれ、ラピ・アニス・ネオンは、ミハラと痛覚の感覚が交換される
- ミハラの腹部が銃撃され、その痛みはラピ達の方に伝わる(痛覚センサーが強制的にオンにされる状態)
シュエンは"指揮官"達に一方的に命令を押し付けてきた。
「地上に上がって、ラプチャーを捕獲してこい。詳しいことはユニとミハラに聞け。期限は2日。」と。
"指揮官"は一歩も引かず、シュエンに「ラピ達を傷つけたことを謝れ」と命令する。
シュエンはミハラと"指揮官"の痛覚を交換し、ミハラの腹部への銃撃をおこなう。
その銃弾数は六発。人間にとっては一発ですらショック死しておかしくないレベルの痛みのはずだが、"指揮官"は最後まで耐えきり、シュエンに謝罪させる直前で気を失う。
シュエンは"指揮官"の迫力に圧倒されその場を立ち去るが、「命令は守れよ」と言い放つ。
嫌々ながらも、"指揮官"、ラピ、アニス、ネオンは、ユニとミハラとともに地上に上がる。
(追記)
以下は、この章で明らかになったNIKKEの設定など。
- 「人間に銃口を向けるニケは理由を問わず処分」だが、今回はシュエンには見逃された(ラピ達がシュエンに銃口を向けた)
- 三大企業のCEO(マスタング、イングリッド、シュエン)は副司令官と同じ命令権を持っている
- ニケは人間を撃てない(シュエンが「指揮官を撃て!」とミハラに命じたが、ミハラは冷静に断った)
おわりに
以上、【CHAPTER.02 認識】のまとめ記事でした。
ここだけ見ると、シュエンはマジで清々しいほどのクソ野郎ですね・・・。
この後に2022年のクリマス限定イベントでクリN関連で良い人ムーブをし、「映画版のジャイアン」といった評価で人気が急上昇し、その後のメインストーリーのヒーローイベントでまた株を下げたり上げたりした感じですかね(笑
2023/04時点での最新の章である21章の時点ではそんな兆しは一切ないけど、もしこの先なにかの間違いでシュエンがニケになったりしたらそれはそれで大変な騒ぎになる気がします。色んな意味で期待したい・・・!
それでは、次の【CHAPTER.03】の記事でまた会いましょう。
途中、ゴッデス部隊がメイン出るストーリーイベントが開催されていたので、そちらの考察まとめも行っていました。
メインストーリーのChapete.3の考察記事へのリンクは以下です! www.21120903.tokyo