当記事はケンガンアシュラの続編である「ケンガンオメガ」の感想、考察記事です。
なお、「ケンガンオメガ」は、小学館のアプリ「マンガワン」で無料で読むことが出来ますので興味があったら調べてみてください。
それでは、2021年3月11日に公開されたケンガンオメガ 101話「完成したぞ」の感想・考察記事に入ります。
あらすじ
試合中盤、速水 正樹は嵐山 十郎太に三角締めを決めるが、なんなく振りほどかれてしまう。
嵐山はその後も速水を投げ続ける。速水はサッカーボールキックや頭突き・飛び膝といった打撃技でダメージを与えていくが、ダメージの差は歴然であった。
試合の後半、ボロボロになった速水の体にある変化が訪れる。”痛みを快楽に変える”・・・かつての狂人 「泣き男 目黒正樹」を彷彿とさせる姿がそこにはあった。
新たに判明した情報
- 「嵐山は打たない」(打撃のたぐいは一切しない、それが強みでも有り弱点でもある)
- 速水正樹は、目黒正樹のクローン(速水勝正が蟲の技術を流用して生成)
- 速水正樹は目黒が持っていた「痛みを快楽に変える」特性を引き継いでいる模様
物語の中で既に概出の情報
- 速水正樹は東洋電力会長 速水 勝正の息子(東洋電力の御曹司)
- 速水正樹は目黒正樹の弟(ただしあくまで速水正樹の自称で、戸籍上は存在していない)
- 速水正樹は倉吉理乃の弟or義弟(こちらに関しての言及はない。理乃は勝正の娘であるため、必然的にそうなる)
- 嵐山 十郎太は、少年M(目黒 正樹)を探していた
気になった点
- ロロン・ドネアの「嵐山は打たない」の真意
- 速水正樹は目黒正樹のクローン
ロロン・ドネアの「嵐山は打たない」の真意
「・・・嵐山は、打たない。そこがヤツの弱点であり、最大の強みである」
キング(ロロン・ドネア)は、その弱点をついて煉獄の試合で嵐山に勝利した感じなんですかね。ただ、嵐山が打たない理由はなんだろう・・・投げを極めるために、それ以外の技は使わないと誓っているとかか。目黒正樹との対戦を所望しているシーンもあったので、彼と相まみえて勝利する日までは投げ以外は使わないと心に決めている可能性も。
とすると、この先、「覚醒した速水正樹に、嵐山が負けそうになる」→「追い詰められた嵐山が投げ以外の技を解禁する」→「投げ以外のモノに頼った嵐山の敗北」みたいな展開もありえるかもしれませんね。
そういえば、99話で「掴まず(組まず)に投げる。故に、弱点は存在しない。」とか言ってたけど、あれは「嵐山の投げに弱点(攻略法)はない」っていう認識で良いのかな。
速水正樹は、目黒正樹のクローン
「もしも、目黒正樹が、狂気を抑制することが出来ていたら・・・」
「本物を超えたクローン 速水正樹 ここからが真骨頂よ!!!!!!」
速水正樹は、目黒正樹のクローン体!
変に捻らずに、誰もが一度は想像したとおりの展開で来ました!!凄く良いと思います。
「狂気を抑制した目黒正樹」が、速水正樹のコンセプトのようですね。格闘家としての類まれなる才能と、痛みを快楽に変える特性のみを引き継いだということか・・・。殺人衝動の方は大丈夫なのかな。
大学や試合前のあの好青年な姿は、これらのギャップを際立たせるための伏線だったということですね。
過去最高に喜んでいる速水勝正の姿もなんか印象的でした。でもまぁ逆にそれが、速水正樹の敗北と、速水勝正のさらなる失墜の前触れなような気がしてなりませんが・・・(苦笑)例えば、イヤホンから流れ出る怪音で狂気を抑え込んでいたとしたら、それを外した今、また狂気がぶり返す可能性も。
加納 アギトと若槻武史の二人も、速水に目黒の姿を重ねていましたし、来週からはまた一波乱ありそうですね。個人的にはユリウス辺りも目黒の元・同僚として、なんらかのコメントを求めたいところ(笑)
数話前の「なんだ貴様は」が未だに面白すぎて、マジで頭から離れない・・・。
今、裏で起きていることと、違和感に対するメモ
- 傷心している臥王龍鬼と、短髪になった桐生刹那の邂逅
- 呉雷庵とエドワード・呉の邂逅
- 呉一族 VS 呉(ウー)の連合軍(蟲、征西派)
- きゃいぃぃいい、弓ヶ浜ヒカルくんの現在
- ナイダンの発言の数々・・・「オメガの器」、「蒼穹で君を待つ」、「気をつけろ。二コラを信じるな。」
- 試合後に膝をついたアギトへの違和感(大久保直也が蟲だと仮定すると、アギトに抱きついたときになにかした可能性も?)
- 速水 正樹のイヤホンから流れている音の正体
おわりに
以上、101話「完成したぞ」の感想・考察記事でした。
なお、当ブログでは他にも「ケンガンアシュラ」、「ダンベル何キロ持てる?」などの記事も多く書いているのでもしよければそちらもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!!